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嬉しい。
俺はそんな気持ちで胸がいっぱいだった。
スマホ画面が光る。蓮からだ。
「今日会えない?」
今から会うつもりなのだろうか…。時間はまだ七時。会えないことはない。
「いいよ。」
「じゃあ、俺の家に来てくれる?」
「わかった。」
蓮の両親は帰ってくるのが遅いのだろうか…。
重い足を動かして蓮の家に向かった。
インターフォンを鳴らすとすぐに出てきた。
「ごめんね。急に。」
「ううん。大丈夫。お邪魔します。」
今日もセックスするのかな…。
なんて考えながら階段を上がる。
「どうしたの?急に。」
俺から話しかけないとずっと沈黙が続きそうな気がした。
「いや、会いたくなっちゃった…」
「そっか。」
会いたくなったから…か。俺は今、蓮じゃなくて夏輝に会いたいよ…。
そっとベッドに押し倒される。
服の裾から手がゆっくりと入ってくる。
俺は何も思わなかった。俺はただその雰囲気に流されてまためちゃくちゃにされるんだ。
夏輝のことが…頭から離れない…。さっきまで一緒に楽しくご飯を食べていたのに…。
夏輝、なつき…
「蒼?どうしたの?痛い?」
「違う…何でもない…続けて。」
「なんでもない人が泣くわけないでしょ?ちゃんと話して。」
「なんでもないから…はやく…!」
辛い。俺はその気持ちを紛らわすために無理やり続けた。
「んっ、う…うぅ、、あっ!…ふっ、ず…んんっ!」
何で?なんで涙が止まらないの…。
「ぁああ!いや、…はげ、し…っ!れ、ん…んっ!あっ、あぁ、や、ら…ぁああああ!」
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