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鈴蘭の間
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部屋に入るなり部屋を換気する。
ソープ店であるから勿論、お風呂は大きく
マットプレイ用のスペースもある。
朝方まで使用していたら夕方になっても
部屋に湿気が充満している。ここ、鈴蘭の間は
うちの店で1番良い部屋で売れっ子しか入れない。
僕は入店して一ヶ月でこの部屋に入る事ができた。
1日の売上が30万を超え、尚且つそれが一ヶ月間
出勤の度に続く事が鈴蘭の間へ入る条件である。
30人程いる嬢(僕達)の半分ほどは出勤しても
お茶をひく日があるらしく、厳しい世界である。
この店に来るお客様方は皆、目が肥えた方々で
鈴蘭の間に入るのがステイタスになっていた。
週6で働く僕は毎日4〜5人ほどお客様と会う。
そして今日は今週まだ三日目である。
いつも深夜2時からやってくる西さんという方は
先月初めてお会いしてからというもの、毎日の様に
僕のラストの時間を狙い来店される。
見た目は優しい綺麗なおじさんである。
まるで小さな子を相手にしているかの様に
僕に優しく接して下さる方。エッチは無し。
キスすらもまだ済ませていない。何故…?
だが、その時間はゆっくり出来るからと
僕から煽る事もなく、西様の好意に甘えていた。
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