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僕の番のはなし。(幸輝)
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「はい、では登場していただきましょうっ!
sugeret(シガレット)のお二人です!!」
「「「きゃーーーーーーっっ♡♡」」」
「あはは、皆さんご存知だと思いますが
とりあえず自己紹介を!おねがいします」
「はい、こんにちは。sugeret ATSUです。」
「同じく、sugeret UMIです!」
「よろしくおねがいします!」
「きゃーーーーーーっっATSUぅーーー!」
「UMIくーーん!かわいいっ!こっち向いてー」
「そうかなぁー?ありがとう♡」
「確かに、お前はかわいいかもな」
「ATSUに言われてもあんまり嬉しくないなぁー」
「おおっと、噂通りの仲の良さですね(笑)」
「まぁ、この間も書かれましたからね、熱愛」
「僕とATSUは、確かにアツアツだけど
残念ながら、そう言う関係ではなんだよねー」
――プツンっ
「あぁっ!!!」
「『あぁっ!』じゃない!
テレビじゃなくて、本物見てくれないかな?」
あっくんがテレビのリモコンを頬のあたりで掲げながら
ものすっごーーーく不機嫌そうな顔をしている
「ええー、だって あっくんテレビの時の方がかっこいいよ?」
対抗して、ほっぺたを膨らませる。
僕だって ようやくテストも終わって
録り溜めてあるあっくんのバラエティやら、音楽番組を消化しようと、ブルーレイを開いたところなのだ。
「コウ、俺それ傷つくよ。ガチ目に。」
「よいしょっ」とか言いながら、
僕のすぐ隣に座る。
いじけている横顔を、じっと見つめる。
ふとした瞬間に、こっちに向いて 微笑んでしまう
あっくんは本当にズルいと思う。
職業柄なのか、自分がかっこよく見える仕草みたいなのを
しっかりわかってる。
――ドクンっ ドクンっ ドクンっ
ほら、心臓が鳴り止まない。
「ん?今の俺は、コウだけのものだよ。
みんなのATSUのほうが好き?」
ぶんぶん、頭を振る。
僕の高校の頃からの、最愛の間崎篤哉は
同性で、番で、アイドルやってますっ!
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seek destiny. 始まります!
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