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あれれ...(幸輝)
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「ん、」
いま、なんじ?
――かさっ
ん?紙?あっくんの字?
...仕事?!!!
やっぱり、抜け出して来てたんじゃん!!
あ、れ?それからどうしたっけ...
僕なんで、ソファで寝てるんだっけ...?
『中に...出して!』
『あはは、残念。ゴムついてるよ』
あぁ...思い出した。
フェロモン嗅ぎすぎて、発情したんだっけか。
またマネージャーさんに謝らなきゃ...
16時頃に帰ってくるのかぁ...
朝の予想は、あながち間違ってなかったなぁ...
今は15時半。
もう半時間ちょっとしたら、帰ってくるのかぁ。
ご飯でも作って待ってようかなぁ。
――ズキッ
「痛っ!!」
腰が使い物にならない...
あっくん、相当マジでヤったな...
――ガチャっ
「ただいまー」
「あっくーーーんっ!!」
「えっ?!コウっ?!」
――ドタドタドタっ!
玄関からだと、廊下が少しある上、
僕がいるソファは廊下から見ると、背もたれだから
焦って来たんだろう。
「コウっ!!」
「えへへー、焦ったぁ?
おかえり、あっくん。待ってたよ?」
「もーー...焦ったよ...何かあったのかと...」
へなへなと倒れこむあっくん。
あっくんの名誉の為に言っておくけど、この人世間を騒がせるアイドルグループsugeretの、クール&エロ担当のASTUだからね?
部屋から出たら、女の子がキャーキャー言いながら寄ってきて
身動きとれなくなる人種の人だからね?!
「コウったら、たち悪い!
もう...お腹すいてる?ご飯作ろうか?」
「えっ?!あっくんの手料理?!
食べたいーー!!」
「はいはい、腰痛くて動けないでしょ。
炒め物系になっちゃうけど、食べれる?」
「うんっ!今日は平気だよー!」
「はいはい、テレビのリモコン。
ここで大人しくまっててね。」
――なでなで
ふふふっ...僕がいつも発情期中に食欲減るのも気にしてくれて、
僕は本当にいい番を持ったなぁ...
「あ、そういえば。コウ。」
「んー?」
「梅雨に入る前に、休みとれそうだから
デートか旅行にでも行こうか。」
「え?!」
大人気のあっくんは、1日休みの日はほとんどない。
あっくんが休みの時間帯には、僕は大学行ってたりして
なかなか一緒に居られないって理由で、
高校卒業してから数ヶ月で同棲し始めただけあって
会う機会は増えたものの、『二人でお出かけ』なんて、
もっぱら久しぶりのことだった。
それが為に、はしゃぎ過ぎたのが凶と出た。
「やったぁぁぁぁ!!!」
――ズキンッ
「痛ぁっっ!!!!」
「コウっ!」
腰...腰がもげる...
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