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本当は(篤哉)
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――ガチャっ
「篤哉!!週末休みくれってどういうこと?!」
「マネージャー...」
コウには、もう休み取れた 見たいな言い方したけど...
本当は、マネージャーに無理言って休みにしてくれと頼んだ。
そうしてでも、少し大きめの休みが欲しかった。
コウとの時間を...誰にも邪魔されないような時間が欲しかった。
「まーた、番君の為だろう?
お前は...本当に尽くすやつだな...
この間、番の子に会ったときに
『あっくんがいつも迷惑かけてすみません』
とか言われたよ。
仲いいんだな。」
「はは...まぁ、お陰さまで。」
マネージャーは、優しくて厳しい人だ。
だから、わかってくれるだろうって
どこかで安心してる。
「まぁ、快く認めてやることはできんが
海音もお前も、働きすぎだからなぁ...
休みはとっといてやる。」
「ありがとうござますっ!!」
「ぅしゃっ!!」
「海音だけ撮影入れようかなぁー?」
「オイっ!ぜってーやめろよっ!」
「ハイハイ。」
マネージャーはクスクス笑いながら
楽屋を後にする。
コウに電話しようとして、スマホを手に取ってから
時間を確認する。
多分、今日のこの時間は授業中だろうな...
家に帰ってからでもいいか。
...こう言う時、同棲してて良かったと思うよね(笑)
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