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俺の番だ(篤哉)
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なんで、番でもなんでもないαが
俺の番であるコウに触ってんだ!!
拒絶反応が出てないのか?
「離せっ!」
腕をつかんでくる遊と白衣のおっさんを
睨むと、睨み返してくる遊と
馬鹿にしたように笑うおっさん。
「わからないなら、実感してこい。
ほら、離してやる。」
そうだよ、はじめからそうしろよ。
なにを実感するって言うんだ。
俺は、コウに事情が聞きたいだけ。
「どけ。」
コウの側にいるこいつ。
ヘラヘラ笑いやがって...ムカつくなぁ...
「どかないよ。キミこそ、どっか行って。」
さっきまで、コウに笑いかけてた顔が
こっちを見上げると共にガン飛ばしてくる。
なんだよ、こいつ。ピアス開いてるし。
こいつが顔をあげたために、
さっきまで隠れていたコウの顔が少し見える。
何せ、こいつが抱き締めているから
あんまり見えない。
匂いがキツイ。
コウ、俺と会ってもいないのに発情したのか?
「コウ!離れろ。」
肩を掴んだ時だった。
「いやっ!!」
――パシッ
「え?」
「は...ごめ...触んない、で」
なんで?拒絶反応だろ?
今の。
番じゃないこいつには抱き締められてなんともないのに
番である、俺はダメってそんなわけないだろ?
「コウっ!!」
あぁ、ムカつく。
コウから離れろ。早く、離れろよ。
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遥『こいつ、なんか見たことある…?』
篤『早くどけっ!』
っていう二人の戦い。
国民的アイドルがご乱心…
ASTUファンが近くにいませんように…
海「ほんとに。人に見られたらどうするんだよ…」
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