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もう 無くしたくない(遥翔)
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「わかりました、わかりましたから!!
落ち着いて、ね?」
あ、はは…かっこわるー。
ゆきちゃん、幻滅したりしないかなぁ。
面倒だと思ってないかなぁ。
「ごめんね…
ちょっとパニックになっただけだから…」
ゆきちゃんは、後ろから抱きついた僕を
一度離す。
そして、抱きしめてくれた。
「大丈夫。大丈夫だよ。
なにも怖くないから。僕も、たまに来るから。」
…ごめんね、それじゃ満足できない。
『わかったよ、いってらっしゃい』って言うのが正しいとしても
少なくとも、今の僕は出来ない。
「やだ。番になってよ。」
「はるさん、僕は元からあっくんのものなの。」
「でも、絶対 続かないよ。」
ぴくり と肩が跳ねる。
しまった、と思って胸に埋めていた顔をあげる。
視界に入ってきたゆきちゃんは
酷く傷ついた顔をしていた。けど、
泣いてはいなかった。
「それでも、僕はあの人と一緒に居たいの。」
それは、僕のセリフでもある。
「ゆきちゃんがそう思ってても、
僕は ゆきちゃんと番になりたいんだよ。」
ここで、一歩も引かない僕が嫌になったのか
少し声を荒げて続けた。
「それは、僕を好きなんじゃなくて
運命の番だからでしょう?!!」
…あれ?
「言ったことなかったっけ?」
僕としたことが、大事なことを忘れていたようだ…
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奏愛ですm(*_ _)m
最近、リアルがなかなかのイベント続きで
予定通り更新できず すみません。
少なくとも今月中は
毎日更新ができない状態が続くと思います
また、更新出来ても
終わりのわちゃわちゃが書けなかったりするかもしれません
更新を楽しみにして頂いてる方
待たせてしまって本当にごめんなさい( > <。)
必ず毎日更新できるように戻しますので
それまで(主に私のリアルが落ち着くまで)
しばしお待ちください(。-人-。)
奏愛雪花
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