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世界が僕を拒否してた(幸輝)
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【時は遡って、幸輝が帰宅した頃…】
はぁぁぁ…なんだろう。
やっぱり風邪なのかな…。
頭がぼーっとする。
…はる、早く帰ってこないかなぁ。
頭が痛いし、ぼーっとするし、熱っぽいし…
なんなら、鼻水だって出るし、咳もたまにする。
僕の経験上、これは風邪だ!!
発情期はまだ先の予定。
まちまちだった周期も、最近じゃ落ち着いてきた。
僕は、もとより予定プラマイ3日の間に来るタイプだから…
大丈夫デショ!
薬を飲もうにも、とにかく寝転がりたくて
ソファに倒れ込む。
「ふぅーーー…」
体の力が一気に抜けて、心地がいい。
時計は、午後四時を指している。
はるは最近、何かと忙しいみたいで
帰りが遅い。
「…は、る。」
――ドクンッ
「っは?!!!」
火照る体、息も切れて、疼き出す。
これが風邪な訳がなかった。
「い、やだ…っは、」
はるとまだ一線を超えたくない。
効果が切れただろう抑制剤を、昼間と同じだけ飲む。
「っは…こぼした…?」
うまく飲み込めなくて、また同じだけ飲もうとする。
いつもなら効いてくる頃になっても効いてこないから、
また薬を流し込む。
発情期のせいで意識がとびそうだ…
キッチンで、薬を飲んでから
ソファに戻ろうとした。
世界がグニャっと歪んだ。
そして、真っ暗になった。
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【その頃 篤哉は…】
ああああああ、ふざけんなふざけんなふざけんな
ムカつくな、海音の奴!!
あいつ、カワイイ顔して腹黒なところまでは許してやるけど
人が久しぶりに貰って楽しみにしてた
旨いケーキ勝手にやるんじゃねーーーっ!
海「ごめんって、許して篤哉…」
sugaret、楽屋内で喧嘩中でした笑
挨拶にきたMiRRORが秒速で帰っていったそうな。
(いつもは短くても10分はいる)
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