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枯れた花(遥翔)
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「ただいまー」
いつも、返事が返ってくるはずなのに
返ってこない。
寝てるのかなぁ…。
玄関から歩いて、リビングの方へ向かう。
と、そこに
倒れているゆきちゃんがいた。
普通なら、焦るところ。パニックになるところ。
けど、『落ち着け』って言い聞かせて
冷静に対処する。
「ゆきちゃん、ゆきちゃん?!
大丈夫?!!僕の声聞こえてる??!!」
返事がない…。
脈は?!
「…少し速い?」
なんで…?
あ、フェロモンが…。
「発情期か…」
とすると…面倒だな。
薬の副作用か、卜んだか…
と、すれば…
薬が飲んだ形跡はどこにあるか。
キッチンか?
え…なんで。
ビンに半分…、発情期2回分はあった抑制剤が
空になっている。
「…う、そだろ。」
ゆきちゃんが倒れた理由は、ひとつ。
抑制剤の過剰摂取。
こんなの、僕じゃ。僕の家じゃ…。
何もしてやれない。
「初めての患者が死ぬなんて、そんなのさせない…」
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おひさしぶりの更新ですm(*_ _)m
実はですね…
この小説書き溜めてありまして…
もう数十話(?)程度でストーリーは終わりそうなので
もう少しお付き合いください。
あと、わかる人はわかると思うんですが…
一作目の『哀することを、愛してる』が
この上なく中途半端なところで終わってまして
とっとと合体させたいな、と思うので
『seek distiny.』が終わったら少しお時間頂いて
先に、哀愛を終わらせてから
番外編的な感じで、更新を続けようかなと思っています。
更新は愛も変わらず亀ですが
完結ついたとしても、登録はそのままにしていただけると
幸いですm(*_ _)
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