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突然の知らせ(篤哉)
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「篤哉ーーー!電話!!」
海音が俺のケータイを持って、叫ぶ。
「どっからーー?!」
「病院ーーー!」
なんでだ…?
とりあえず、走って海音に礼を言ってから
切れてしまった電話をかけなおす。
「もしもし、間崎篤哉です。
先ほどは…」
「番の方が搬送されてきました。
お忙しいのはわかりますが、早いうちに来ていただいたほうが…」
え…
「あの、番は解消してあるんですけど…
俺が行ったら逆に拒絶反応で大変なことになると思うんですが…」
「拒絶反応は大丈夫です。
番が解消されている、とのことですが
それでも来てください。」
なんだと…。
「わかりました。」
あのヤブ医者、何しやがったんだ。
「海音、仕事って今日はこれで終わりだっけ…?」
「んー、ないと思うけど。」
…この前、社長にも怒られたし。
マネージャーに話してから行くか。
「マネージャーは?」
「あっち。」
マネージャーにちゃんと話をして、
仕事がないことも確認してから
病院に向かう。
コウ…。
まだ引きずってる俺を馬鹿にしないでよ?
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