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やっと僕のものだ(遥翔)
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…やっと聞けた。
これで運命が、運命として繋がれる。
僕だって、ゆきちゃんと一緒で本能のまま
ゆきちゃんの心を知らないままで
番になんてなりたく無かったからね。
「噛むよ?」
確認を含めて聞いてみた。
ゆきちゃんは、少し顔を赤くして
笑顔で答えた。
「噛んで。
僕と 番になってください。」
途端、ゆきちゃんのフェロモンが広がる。
「は…はる、体 熱い…っ」
発情期が来たって、もちろん薬は飲めない。
かと言って 放置しておくのもダメ。
「ベット 行こうか。」
そうなると、αに抱かれるのが最善。
けど、そんなことなんかどうでもいい。
僕は目の前にいる、愛しい人を自分のものにしてしまいたい。
その一心で、残っている理性を掻き集めて
ゆきちゃんを抱き上げて 寝室へと向かった。
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