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A.夢なのか? Q.いや、現実だよ。(緑×赤)1
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唐突だが俺は、確実性の無いもの、もしくは有り得ないものを全く信じない。
つまり預言者だとか幽霊とか超能力者だとか未来人だとかそういった類のものは全くもって信用していない。
じゃあおは朝占いはどうなるのか、と聞かれるならば、確実性のあるものだから信じているだけなのだよ。
おは朝占いは置いておくとして、俺は今。非常に信じ難い現象に直面しているのだよ。こんなことがありえるのか……?
赤司「み、緑間……俺の胸から母乳が出るようになった……」
緑間「」
俺は赤司と付き合っている。男同士で付き合うのは普通じゃないにしろ有り得ることだから…というのはともかく、そう。男同士なのだよ。なぜ『母乳』が出るのだよ。
赤司「ど、どうしたらいい」
緑間「……確認するが、赤司。お前は『男』だったよな?」
赤司「俺は生まれてこの方ずっと男だぞ。急にら〇ま要素になった訳でもない。」
緑間「赤司、お前ら〇まを知っていたのか」
赤司「今すべき議題はそれについてではないだろう」
それもそうだ。非現実的過ぎて俺自身取り乱しているようだ。
取り敢えず……
緑間(ムニィ……
赤司「何をしているんだい?」
緑間「ああ、夢ではないかと思ってな」
赤司「残念だが、現実だよ。俺もこれを見た瞬間同じ事をしたからね…」
緑間「な、なら急いで病院に行くのだよ!」
赤司「待つんだ、緑間。病院に行ったところで、原因がわからなければ俺が研究所に連れていかれるだけだ。なぜ俺が父にも主治医にも言わずお前の所に来たと思っている?こんな現象、」
緑間「赤司家のプライドが許さない、というわけか。」
こういう事情が見え隠れすると、改めて赤司の大変さがわかる気がする。
そういえば、茶番ばかりで一番大事な事を忘れてはいないか?
緑間「もしかして赤司、は、孕んでいるのか!?」
赤司「ハハハ、非現実的な物が嫌いな緑間にとっては面白い考え方をするね。安心してくれ、それはない。」
緑間「な、なぜそう言えるのだよ」
赤司「裏ルートで妊娠検査薬を使ってみたからね。反応は出なかったから子供ができた訳では無いよ」
緑間「(裏ルートが何なのか気になりはするが)安心したのだよ…」
となると、一番現実的で可能性のある原因は……
2人「ヤりすぎか偶然の一時的なものだね(だな)」
緑間「なら、一気に出してしまえば止まらないか?」
赤司「確かに押したら出てくる…ッ、ほら」
……とんでもなくエロいのだよ、赤司…
緑間「ということは……」
赤司「なんだい?」
緑間「押したら出てくる、つまり刺激を与えたら出てくる」
赤司「そうだが…緑間。お前もしや」
緑間「感じればさらに出る、ということになるのか。よし、赤司。今日は泊まるのだよ」
赤司「なんとなく、こうなる予感はしていたよ…」
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