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モテ王子レトルト4
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~次の日の朝~
レト「ふわぁ…(´Q`)。oO」
あぁ、眠い。眠すぎてあくび出てもうたわ。
ん…?あれ?あそこに人だかりが…。
そこは、いつも、人だかりのできない校門前に置いてある掲示板の所だった…。
でも…なんでだろ?今日は、あんなに人だかりが出きてる…。見てみよ。
レト「んんー、、んーっ!!!あ!み、見えたっ!!!…え、う、うそや…。な、んで…。」
掲示板に貼ってあったのは、こんな内容の新聞だった…。
【レトルト、キヨ禁断の『愛』】
「女子高校生は見たっ!!!」
現場となっている『図書館』に女子高校生Aが行った、その時だった…!!!
図書館で「女子が好きな男子第2位」のキヨが「女子が好きな男子第1位」のモテ王子レトルトを押し倒す形で〈キス〉をしていたっ!!!!!
という内容で、その記事の上には大きく俺とキヨ君がキスしている写真が貼られていた…。
レト「なんや…これ。」
周りの人 ザワッ…ザワッ
「ねぇ、あれレトルト様じゃない?」
「あ、本当だ…レト様だ。」
「なぁ、あそこにモテ王子が居るぞ…。」
「モテ王子って、あそこに居る人だろ…?」
「ねぇ、キヨ様とレト様がキスしたってほんと?」
「さぁ…。本当なんじゃない…?」
「私、レトルトラ部辞めよっかな…だってレト様好きな人居てしかも両思いだし…。」
「うん。私も辞めよ。」
ザワッ…ザワッザワッ。
みんな、こっちを向いてコソコソ話をしていた。
びりっ
え…?
気づいたら、掲示板の前にキヨ君が居て、貼ってあった新聞をびりびりに破いていた…。
キヨ「…何これ。『禁断の愛』か…。これ、言っとくけど事故だから。そっちでかってに俺とレトさんの仲を作るの止めてくんない。」
その瞬間、周りの人は何も言わずただただ固まっていた。
…と思ったら、急にキヨ君がこっちに来て手を掴んで来た。
キヨ「レトさん行くよ。」
レト「お、おん…。」
俺はキヨ君に手を引っ張られながらその場を去った。
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