アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、みちside
-
「光彦…………、悪かった」
「いいよ。君達は夫夫なんだから、当然のことだよ」
この神様には一生敵わないと、そう思った。
「お前はいつから、"巡り神"にになったんだ?」
「仕方ないじゃないか…もう、二度とは逢えなくなるんだから」
「みち、みち!」
「ひっひっふーだぞ」
いたいっ…痛い…
「もう、ちょっとだ」
皆んなが応援してくれてるけれど、どうにもならないぐらい腹が痛い。
「もう少しだって!」
うるさい、分かってるもう何回同じ言葉を言ってるんだ。
「…頭がで出来た…もう一回いきめ」
「ひっひっふー」
全然違うからな…篤矢!
「っうぅあ……」
「…………ぇえーーーーーん」
「…はぁっ………はぁ」
「雅歌、布」
「はい」
「おい、赤ん坊は」
なんだよ、三人で集まって…
俺の、俺の赤ちゃんは………
「みち」
不安そうな顔でこっちに篤矢が布の塊を持ってくる。
「男の子だって」
ばか。父親ならもっと自信持てよ
布に包まれた赤ちゃんは
「は…………」
しわっしわで、猿みたいな顔をしていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 51