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助けは来ない
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「ひゃはっ、こいつの乳首すげぇ綺麗な色…本当に男か?」
「俺、もうたってきたんだけど。」
「うわっ、マジかよ。早っ。」
楽しそうに談笑をする男達と違い、僕は一体何が起こるのかと恐怖し震える事しか出来ない。
「さっさと始めようぜ。」
1人の男は何やら液体の入った小瓶をどこからか取り出し、僕の口に無理やりそれを入れた。
「んっ…ゴクッ………カハッ…」
知らない味の液体に、怖くて吐き出そうとしたけど出来なくて飲み込んでしまった。
「な、に……これ…」
「媚薬だよ。」
「び…や、く?」
僕の知らない単語だ。
セリュウの授業では習わなかった。
これではこれがいいものか悪いものかの判断もつかない。
「気持ちのよくなるお薬さ。」
気持ちがよくなるってことはいい薬?
でも男の顔を見る限りそんなふうには思えない。
「城の研究室からくすねてきた速攻性のある強い薬だからな。そろそろ効いてくるはずだぜ。」
「あ…」
ドクンッ
胸が跳ねた。
「あつ、い…」
急に体が熱くなる。
「効いてきたな。」
見下す様に目を細める男。
「う"ぁっ…」
男の手が乳首を掠める。
ただそれだけで何故か僕の体はビクンと跳ね、感じた事のない快感に包まれる。
「ひぃっ……やぁっ…ん…っ」
ただ触れるだけの男の手がもどかしく感じる。
気持ち悪い、筈なのに
何で…?
「気持ちいいのか、魔王様。もうこんな、熱くなってる。」
そう言った男の視線の先では、
「なんで…」
僕のモノが熱を帯びて立ち上がっていた。
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