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助けは来ない
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「ん…っ、あゃぁ………」
男達の手が体をまさぐる。
乳首は真っ赤に晴れてヒリヒリと痛い。
下半身は疼き、早く解放したいのに出来なくてもどかしい。
「おら、舐めろよ。」
強引に口を開かされ男のモノを入れられた。
「う"っ…、ぅぇ」
汚い
気持ち悪い
こんなの嫌なのに、
僕はただお兄さんに会いたかっただけなのに…
「噛むなよ?」
男はそう言いながら更に僕の口を犯していく。
「ふぁ…っ、あ"ぁ……」
苦しい、
零れそうな涙を必死に堪える。
助けなんて、来ない。
「何をしている!」
諦めかけたその時、聞き覚えのある声がした。
「おにい、さん…?」
そこにいたのは僕がずっと会いたかったお兄さんだった。
助けに来てくれたの…?
何であの時僕を刺したのかも、どうして殺さなかったのかも僕には分からない。
ただ僕にはそんなことどうでもよかった。
僕はお兄さんが大好きだから。
「ちっ…面倒な奴に見つかったな。」
「何をやっているのかと聞いてる。」
「ちょっと魔王様を可愛がってただけさ。おい、お前ら。行くぞ。」
男は舌打ちをしてお兄さんを睨みつけると他の男達も引き連れて出ていってくれた。
あ…
今お兄さんと目があった。
哀れなものを見る様な目だった。
やっぱりお兄さんは変わってしまったの?
それとも、僕が嫌いになった?
「ふぇ…」
こんな目にあっている事も、大好きなお兄さんにそんな目をさせてしまった事も凄く辛い。
「ふぇぇぇん…」
僕は遂に声を上げて泣いてしまった。
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