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恋心
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「やっほー、久しぶり!」
目覚めた後眠れなくなった僕がぼんやりと毛布にくるまっていると元気の良い聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「ミケ…?」
「うん!」
鉄格子越しにはミケが笑顔で立っていた。
「どうしたの?まだ一週間経ってないのに…」
「それがおいらにも分からないんだよね。急に昨日ライト様から呼び出されてニーナの監視に戻れって言われちゃってさ。」
ライトが…?
もしかして昨日あんな事があったから気を使ってくれたのかな。
やっぱり優しいな、なんて思ってつい口元が緩む。
「あれ、もしかしてライト様に会った?」
「うん、あのね…」
つい嬉しくてミケのいない間の話をしゃべった。
「…ニーナ、おいらは一体ドコを突っ込めばいいんだ。」
全て話した後のミケは苦笑いを浮かべ、何故か抱きしめられてしまったのだった。
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