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下ごしらえ
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※視点バラバラ
ちゅぽ、といたずらに指を抜かれる。
んっ、と声が出てしまったが、それよりも今の兄ちゃんの発言が気になった。
体勢はそのままに、顔だけを兄ちゃんの方に向けて問う。
「…エロいこ、嫌い?」
「んや、好き」
「…そっかぁ…」
「智哉みたいな、えろ可愛い子は好きだよ」
「っえ」
今、とんでもなく嬉しいことを言われたような気がした。俺みたいな子、好き?俺、兄ちゃんにちょっとでも可愛いって思われてる…??
言われたことを咀嚼していけば、ぼんっ!と顔が一気に茹でダコのようになってしまう。
うれしい…。涙が出そう。
「ふはっ…智哉、顔真っ赤じゃん」
「っだって兄ちゃんがそういうこと言うからっ」
「はいはい、あー可愛い」
きゅんっ♡
あしらわれたと思ったら、また「可愛い」って…!!!
今日の兄ちゃん、なんなの。俺をこんなにドキドキさせてどうしたいんだろう?
「〜〜〜〜っ」
これ以上期待させられる前に、枕に顔を押し付ける。
「あ、結腸すぐには挿れないからな」
「っ!?なんでっ」
「気持ちよくなるまでに時間がかかるってさ」
「……………」
ちょっとがっかりだ。期待してたのに…。
「ここ、こんなにしてる変態智哉なら…我慢できるだろ?」
ぷちゅ、と不意に指が再度挿れられた。予想してなかった愛撫に、思わず指を締め付けてしまう。
「……うん………ッ♡」
「よし。じゃあ、まずは…」
「あ、ぅっ♡っ♡」
「浅いところから、な」
「ぅん、…ッあ、」
「んー」
指の第二関節を智哉の腹側に曲げて、こりこりとした前立腺を優しく押し当てる。
「ん、っ…あっ…♡♡」
しばらく続けてれば、そこがぴくぴくと動き始めた。
「っ…♡はふ…っ」
「もう一本挿れるぞー」
ちゅぽっ♡
2本の指で、さっきのしこりを刺激していく。
「ぅ、ん…っん♡ぁっ♡ぉっ…!ぁん、」
智哉が快感に震えていて、普段より焦らされるようなやり方に感じ入っているようだった。
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