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「何かあったんですか?」
座らされたのはたぶんダイニングテーブルで
何で呼ばれたか分からない君は少し不安そうに兄貴に聞いた。
「ほらね?やっぱり覚えてないでしょ!?」
「本当だな。」
呆れ気味な兄貴達の会話が聞こえてくる。
覚えてない?何を?
「今日は2人の記念日なんでしょ?」
親友の言葉に息を飲む。
そう言えば・・・
3年前の今日、君に告白したんだった。
断られると諦めながら
でも、どうしても気持ちを知って欲しくて告げた拙い愛の言葉。
どもってカミカミだった告白に
君は涙を浮かべて頷いてくれたっけ?
そんな大切な日を忘れてたなんて・・・
俺って最低。
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