アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2
-
そらるSide
「luzくん!?」
まふまふが呼ぶけどluzは振り向かない
あれは仕方ないだろ………
「まふ、自分が何したかわかってるよな?」
「はい……」
しゅんとしたまふまふ
まふまふの事は好きだ
でもそれは、恋愛感情ではなく友情だ
まふまふの好きな人…
それは、luzなのに
luzの気持ちも知っている
2人は両思いなのにくっつかない
理由は勘違い。2人とも、お互いの好きな人は俺だと思っている事だ
焦れた俺が今日の買い物を誘ったのに、まふまふは緊張してluzとは全然話せていない
luzもluzで、俺達を羨ましそうに眺めているが会話に入ってくることはしない
遠慮している事はわかっている
どうすればいいんだ…
「まふ、luzを追いかけろ」
「でもっ…ボクが行っても…」
「お前じゃないとダメだ!」
「っ…」
「早く行かないとluzの事、俺が貰うよ?俺、luzの事好きだから」
もちろん友情だけど、まふまふは本気にする
「っダメです!!」
「なら追いかけろ」
まふまふは普段運動しないくせに走っていった
明日絶対、筋肉痛になるやつだろ…
「世話の焼ける友人を持ったな…はぁ…」
一人になった俺は、溜息をつく
うまくいきますように…
そう願った
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
62 / 82