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飢餓監獄
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名前だけあって完全に放置プレイのための部屋。
真ん中にロープが吊るされててその前には王様が座るような皮でできた黒い椅子。
端っこに鉄でできた簡易的な分娩椅子があって多分紐で縛って固定する為に縄や皮のベルトが大量に壁に掛かっている。
で、一番目を引くのは夥しい量の鞭や固定具、ペンチや医療用のメス(後で確認したら切れないようになってた)や肛門を広げる道具もある。
毎回覚悟してくるが、これから自分が使われるかと思うと緊張で手汗が凄い。
「また…凄い部屋ですね。俺この部屋初めてきたので驚いてます。他の部屋より物が多いですね〜。」
と相手がにこにこで言うから怖い。
「あれ?緊張してます?」
緊張してますか?だと…。この部屋見て緊張しないやつやばすぎでしょ!
「え、いや。見たことない道具があるので気になっただけです。はじめます?」
あくまで平然と返す。
緊張バレたらカッコ悪いし!
「今から明日の朝10時までですよね?たくさん楽しみましょうね!ゆきやさん。」
ぎゅーと抱きしめられ、頬にキスされる。
25㎝ある身長差で僕はすっぽり収まりそのままお姫様抱っこされ端っこにある分娩台へ。
「やっぱりゆきやさんにはスーツが一番似合うと思ったんですよね〜」
にこにこ話しながら両手を上に、足もM字になるように固定される。
「とりあえず、綺麗にしちゃいましょうか?」
「綺麗?」
どーゆーこと?と回らない首を動かして状況を理解しようとしていると、点滴台となにか液体が入った袋がぶら下がったセットが出てきた。
…下手に経験してきたわけじゃないからわかる。
これ、絶対全部入れるまで帰れませんだよね??
「あの、一応自分でやってきたんだけど…」
「あ、知ってます。でも、僕ここからじゃないと始まらないので。」
あ、これは最悪。
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