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夕方から夜へ ※
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秀が、汗かいてるからシャワー入りたいと言ったので、一緒に入る?と言ったら、嫌だと突っ撥ねられた。
俺の為に秀が何をしてくれているのか、だいたいわかっているから、そこは強く出ないまま。秀が先に入った場合、待ってる間が辛いだろうと考えて。俺が先に入って、それから秀が入った。
そういう洗浄とかって、苦しかったりしないかな。俺は秀に苦しい思いして欲しくはないけど。
何ていうか、そういう行為が必要なのは、俺たちの関係が普通じゃないんだと、付きつけられているようで。辛い。
それでも秀が何も言わずに、そういうことしててくれるって事が、嬉しいとか思っちゃうんだから、俺は本当にどうしようもないと思う。
秀が俺を受け入れてくれていることが、嬉しいんだからしょうがない。秀が俺を抱きたいって言えば、俺も多分頑張れる。気がする。
今のとこ、抱きたいとか言われたことはない。
実際に言われたら、本当に悩むと思うけど。俺からは、聞こうとは思ってないので。秀が俺を抱くとか、俺が言い出さないと、考えるとも思えないけど。
俺たちの関係は、どっとでも良いと言えるかも、しれない。
俺はたしかに、秀の全てが欲しいし、征服したいけど。男だったら、征服欲ってやっぱりあるものだし。
だから、秀が俺を抱きたいと言ったら、多分俺はその言葉を尊重する。
「ん、っ、ゆう、や、何、かんがえて、る?」
息の上がってる秀が、俺の事を不思議そうに見つめてた。
「言葉が舌っ足らずになっちゃってる秀が、可愛いなぁって考えてる」
本当のことは言わない。
いや、本当に可愛いと思ってるから、間違ってはない。
「んあぁ、ば、か」
グチュリと中を広げるように指を動かして、嬌声を上げた秀は、俺から視線が外れてしまった。
背中を弓なりに反らして、なんとか耐えようとしている秀。ちょっと感じたらしい俺の考え事を、考えられないという事態にした俺の事を、快感によって誤魔化されてくれたらしい。
「ゆうや、それ、やだ、いやぁ……」
逃げをうつ体を抑え込んで、喉奥まで秀のモノを銜え込む。
フェラされるの、本当嫌みたいだけど。俺はしたいんだよね。
秀が感じてるって、すっごいわかるから。秀にしろ、とは言わないけど。
「んー、気持ちよさそうに見えるけど、本当嫌がるね」
こんなの、秀にしかしたいとは思わないけど。
だから、秀がされて好きなトコしか知らないし。他の奴のなんて、絶対に嫌だし、知りたくもないけど。
一端口を離して、顔を覗き込んだ。
「は、だ、んんん……」
何かを言おうとしてるのはわかってるんだけど。手の動きをゆるめてあげてないから、言葉になってない秀。
本当、可愛い。
言葉にならずに、ただただ声がもれるから、それが嫌なのか、口を閉じて耐えようとしてるけど。
これもう、俺の好きなようにしちゃって良いかな。
「んあ、やだって、ゆう……、あ、んはっ、おればっか……」
あぁ、なるほどね。自分だけイっちゃうのが嫌なのか。
「イって良いよ?」
そう言いながら、俺はさらに吸い上げることもしてみせる。
嫌だって言うけど、俺は秀がイくの見たい。
ので、視線は秀の顔だ。
「う、あ、も、だめ。やだっ。っあぁぁぁ……」
口の中で弾けた秀のモノを、飲み込んで。更にジュルリと残滓も吸い上げる。
荒い息で、全身で呼吸しながら、秀は俺をジッと見上げてくる。
何か言いたそうだけど。でも、俺も限界な訳なので。
「ひ、く、んんん……」
力の入ってない秀を良いことに、俺はそのまま指を抜いて突っ込んだ。
「すっご、絡み付いてくる」
「は、もう、馬鹿。ひぁ、ちょ、んんあ、待て、あ、んんぅ、待てってぇ……」
実況中継したら、罵られたけど。
そのまま動いたら、やっぱり秀には辛いだろうな、とは思ったんだけど。
止められる訳ないよね。
秀の爪が、肩に食い込むけど。それでも止められません。
「はっ、無理。止まるとか、無理」
イったばっかで、一気に貫いて、そんで動き出すとか。
俺かなり鬼畜なことしてるっていう自覚は、あるんだけど。
「やぁ、んう、も、ダメだって、ば、くぅうう……」
ちょっと前まで弄ってた、秀の乳首を視線が捉えたから、思いっきりベロリと舐めた瞬間だった。
ギュウウと中が締め付けられたと思ったら、秀のが弾けてて。
「え、嘘。後ろだけでイっちゃった?」
さすがに俺も驚いて、止まったけど。
いや、もってかれそうになったのもあったから。
「あ、く、ばかっ。だから、まて、って……」
そのままポロポロと、秀の目から涙が溢れだした。
「ごめん、秀。可愛すぎて、止まらない」
目元にキスして涙を受け止めながら、俺の動きが再開したもんだから、秀が両目とも見開いた。
「ばかぁ……」
罵ってくるけど、それさえも可愛いんだって。
駄目だって、それ。可愛い以外の何者でもないから。
もう俺、秀の本気の嫌だと、本気の涙はわかる。恥ずかしいのと、気持ち良すぎて辛いのとで、涙出てるってわかってるから。
いや、まぁ、本気で恥ずかしすぎて嫌だって言ってるのわかってて、やっちゃう時もあるけど。
あれ、俺かなり鬼畜?
まぁ、でも。俺の与える快楽に翻弄されて、可愛い声上げて、俺にしがみ付いてくる秀が可愛いから、いけない。
「今度は、一緒に、ね」
もう無理、もう駄目って言う秀に、そう囁いて。
ギリギリまで引き抜いて、最奥まで一気に押し入った。
秀は三回目を出して、俺は秀の最奥で、ゴムの中に吐き出した。残滓も全部吸い出すように、うねって絡み付く秀の中を、ゴム越しでしか感じられないのは、ちょっとはがゆい。
立て続けに三回もイった秀の目が、トロンとしてて、眠そうなのはわかってるんだけど。
俺ちょっと、止まれない。
「うんん……」
噛みつくように秀にキスして、とりあえず意識を保ってもらう。
抜いた瞬間、ビクリと震えた秀にかまわず、もう一度、中に押し入った。
ゴムとか、そんなん余裕ない。
「んん?!」
驚いた秀の体に力が入ったけど。キスしてるから、言葉は聞けない。
っていうか、俺一回しかイってないんだって。という言い訳を心でしてるけど。
秀の体力の限界とか、まぁ、色々考えればここで止めるべきなんだけど。
絡み付く中の熱さを直に感じちゃったら、もう止まれない。
最初以来だな。直に感じられるの。
俺の理性が、いつの間にかプッツリ切れてました。
「や、もう、むり、んあぁぁ……」
少し動いただけだったけど、秀はそのままイっちゃってて。
止まることできない俺のせいで、イきっぱなしみたくなってる。
トロトロと溢れる白濁が、秀の体を流れてベッドに伝い落ちている。
その様に、余計に煽られて。
「ひん、ゆうや、も、おわ、て。あ、んあ、もう、無理。むりぃ……」
力なく首を振って、俺にしがみ付いて懇願する秀。
「秀、秀。可愛い。もっと乱れてよ」
秀の全てが、俺を煽ってるだけになってる。
「や、あぁぁぁ、も、くるし、あんぁああ……」
グチュグチュ鳴ってる水音とか、秀の普段より高い声とか。
苦しいって言いながらも、俺にすがり付く秀とか。
止まれない要素しか、もう無い。
理性切れてた時点で、止まれないんだけどね。
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