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パンツ
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「おい猫、きがえ、するぞ! 」
そう言うとピシっと固まる猫。
「外、出たくないのか?」
「……でたい」
「じゃあ着替えしないとダメだぞーそんな格好じゃ、おまわりさんに捕まるぞ」
しぶしぶ近寄ってくる。……爪出しながら近寄るのやめてくれない?
新しいロングTシャツを着せて・・。問題はパンツである。そう、パンツだ。
「・・なあ、猫ちょっとそこで寝転がって」
ソファを指さすととたとた近寄ってそのままコロンと転がった。
パンツを持って忍び寄る俺。・・・なんか変態くさくない?これ。
猫の足元の方にいってソファに膝をたてる。
「ちょ、と大人しくしてろよ・・?」
足首にパンツを通して上にあげていく。・・なんか、どんな図なんだよこれ・・
無事にパンツを猫の腰あたりまで持ってくると、なぜか少し気恥ずかしくなっていた俺はパンツのゴムをパンッとひっぱって誤魔化したんだけど、猫はそれが痛かったのか・・すごい鋭い目でこっちを睨んできた。・・・・爪や牙を出してこないのは猫も外出したいから我慢してやってる、ってことなんだろうか・・
ごめん、って頭を撫でると手にすり寄ってきた。
ソファから起き上がると、猫はもぞもぞパンツを動かす。
「どうした?」
「なんか・・」
そう言って自分のしっぽを引っ張る。あー・・
「やっぱ、気持ち悪いかこれ。」
頷く猫を横目に俺は机をあさって、マーカーとハサミを探り出して猫のしっぽをわしっと掴むとするするっと根本まで指で辿った。
それがくすぐったいのか猫が口を押さえて身震いしながらつま先立ちになる。
しっぽの根本の部分をマーカーで丸く囲う。パンツを少しずらしてそのマーカーで印を付けた部分を切り取った。
そこにしっぽを通す。うん。なかなか良く出来た。
「っ・・・。」
猫は息を詰めて耐えていたんだけど・・どんだけくすぐったかったんだよ・・。
「どうだ?」
聞くと涙目になりながらコクコクと頷く。・・・?そんなにくすぐったい?
そして緩いハーフパンツとパーカーを着せる。・・ぶかぶかだ。今日猫の服、買ってやらないとな。
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