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作戦実行前(。 ・`ω・´)
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俺と龍膽は屋上に向かう。
「侑斗くん!」
手を振る、そしてまた侑斗くんも手を振り返す。
「龍膽くん来るの遅かったね」
「あぁ…璘がこちらの様子を見てたからな」
「なぁなぁ龍膽!俺っち目つけられたかな?」
「多分な。あと呼詠でいい」
「ほい!」
「あー、何で僕だけ苗字なの!」
「はいはい、お前も好きなように呼べばいいだろ」
「やったー!」
はしゃぐ侑斗くん。
「それで璘の事についてだよな」
「「うん!」」
「その前に哉……」
「なーに?」
「お前、情報屋の笹だろ?」
「そだよ~」
「即答…」
「だってさ…もう友達なのに隠すことないもん」
「友達ね…もしそうじゃなかったら?」
「一匹狼の幹部くんと呼ばれている呼詠が俺を売ることはないんじゃない?」
「( -ω- `)フッ 面白いな」
「それほどでも」
「それ褒めてないよね」
「それで何か知ってるの?」
「今の所は特に情報はない、が侑斗一つ聞きたいことがある。少しいいか」
「うん!何?」
「彼氏いるのか?」
「ふぇっ!」
「侑斗くん彼氏居るんだ~」
「い、い、居ないよ!」
「だが噂が広まってる。侑斗に彼氏がいる、告白されすぎているとかな」
「で、出任せだよ!」
「先週、化学室で男と一緒に入ったらしいな」
先週?……あ!
「それ俺だわ!w」
「化学室では哉くんと一緒に居た」
「ふーんならお前が彼氏?なわけないか」
「ないない(ヾノ・ω・`)」
「化学室で妙にフードを深くかぶりその顔は美少年と聞いたんだが、お前なのか?」
「フード被ってるけど俺っちは美少年ではないぞ!」
「無自覚か…」
「誤解は解けたんだよね?」
「俺だけはな」
「うっ!」
「でもさ!その噂が夜銀くんの耳に入ってるなら何とかなるんじゃないかな?」
「どういう風に?」
「つまり侑斗に会ったら顔に出る可能性だな」
「効率のいい一番の作は…」
「笹と一緒にいる侑斗が仲良くイチャコラすることによって嫉妬をすれば璘が勝手にボロを出す」
「イチャコラ!?」
「仲良く話すだけでいいんじゃない?」
「雰囲気とかも忘れずにな」
「が、頑張る!」
「で、いつにする?」
「今でしょ!щ(゚д゚щ)」
「璘がいそうな所…」
「噂がたってる化学室は?」
「なる!呼詠くんは中に入っててね」
「どこまでやらせる気だ…」
「作戦が終わるまでさ」
「気が気じゃない」
それでは作戦実行致しましょう!!
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