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ツンデレさん
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夜銀 璘size
気になっていることがある
侑斗が化学室のとある奴と付き合っているという噂がある
他の奴らは笑い合い、お似合いだの璘ちゃん可哀想など好き勝手言いやがって……
べ、別に侑斗が誰と付き合っていても俺には関係ないし…
だけど侑斗とが付き合っt……じゃなく誰とつるんでいるか確かめに来たんだよ!俺は!
まさに備考だ!気配も消せてるし
柱を使い侑斗を見る。
隣にいるアイツが侑斗の……
フード深く被りすぎてて顔が良く見えねぇ
なので聞き耳を立てる。
「なぁ例の件考えてきてくれた?」
「あぁ……うん」
「じゃ返事聞かせて☆」
「え、えっと…」
侑斗の頬がめちゃ赤っ!
そんなにそいつのことが好きなのか!?
「僕は……好きだよ」
……やっぱり
「あの手触りは!」
は?手触り?
手触りって言った?
「やっぱり?いいよね…あのふわふわ感」
ふわふわ感?
な、なんの話をしているんだ?
「やっぱり擦り寄ってくるとキスしたくなるよね」
「ならここでする?」
「うん!」
は?キス?する?
はぁ?
気づけば俺は侑斗の前に立っていた。
「え?誰?」
「璘!?」
「なんだよ!やっぱりお前こいつと出来てんじゃねぇか俺がお前のためにしてきた事は無意味な事なのか!こんなことにやるなら傍に置いとけばよかった!今なら間に合う
そいつと別れろ!!!!!!!いいな!」
「……は?」
「お前、侑斗に何を吹き込んだ!」
「何を?何も?」
「嘘をつくな!そこを動くな!一発食らわしてやる!」
俺はフード野郎に拳をぶつける。
「えー酷いなー何もしてないってばっ!」
たんたんと拳を避けられる。
「動くなって言ってんだろ!」
「殴られると痛いもん」
「ちょっ!璘、やめなよ!」
「俺はお前のために離れたんだ!なのにこいつと出来やがって!こんな思いをするぐらいなら好きって言えばよかったんだ!!!!!!!」
「へ……」
「え?好き?」
は?俺何言った…
本当に何を言った…
「璘……本当なの?」
顔を真っ赤にさせた侑斗を見る。
「ち、違うからな!勘違いするなよ!べべべ、別に……」
言葉が詰まってしまう。
「あーもうこんな所でイチャイチャするなよ!」
俺はここに離れたくて適当なことを言いその場を離れた。
夜銀 璘size 完
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