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お泊まり
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俺の家はマンションで79階まである。実際そこまであると下に降りるのがめんどくさいと思っている。
なので西側と東側にそれぞれ2台ずつエレベーターが設置してあるのだ。それはとてもありがたいと深々く思っている事だ。
「哉の部屋は何階なのぉ?」
「当ててみそ」
「64」
「(´°д°`)」
「その顔はまさか……」
「そだよ、64階だよ…なぜわかるのだよ!」
「偶数好きそうな感覚で」
「俺は奇数が好きだねぇ」
「心梨の場合どっちも好きそう」
「( -ω- `)フッ」
「そんなことよりさー!入ろうよ~外は寒い」
朔真の言葉と共にドア口に鍵を差し込み開ける。
「どうぞどうぞ~何も無いSimpleの部屋へ☆」
「うわぁーホントだ…Simple」
「英語使うなよ…てか本当に何もねぇな」
「別に最低限のものは揃ってるからね」
そんな戯言を喋っていたら「ニャー」と鳴き声がする。
「おろろ?猫だぁね」
「飼ってたのか」
「あっ餌やらないと」
俺はバタバタと部屋を走る
「走ると怪我するよ~」
「お腹減ってる猫の配慮」
「なら早く帰れよ」
「いや~心梨と朔真と一緒にいるとつい時間を忘れて」
喋りながら猫に餌をやる。
「名前何?」
「猫」
「もっとましな名前にしてやれよ」
「例えば?」
「例えばってな……お前が考えろよ」
「うーん」
名前……いつも呼ぶ名前……
あっ!これにしよwww
「コヨミんにする~」
「コヨミん…」
「いいんじゃね?」
「猫~今日からおまえの名前はコヨミんだぁ~」
愛猫の名前が決定したのであった。
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