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この人いや
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燐月の車に乗って1時間……
1時間!!!?( ゚д゚)クワッ
どんだけ叔父さんのマンションと紫夕組の家は遠いんだよなんなんだよ。もういやお家帰りたい!!!
うーえぇー……
コヨミん寝とるし…
(」・ω・)」ひー!(/・ω・)/まー!
「燐月……暇」
「寝ていても宜しいのですよ」
「暇」
「目的地にはもう少しで着く予定です」
「それでも暇なのー」
「BGMでも聞かれますか?」
「入らん」
「あれも嫌これも嫌…はぁ、仕方ありません。久しぶりにお話でもしましょうか。哉さんは随分変わられましたね」
「昔の俺じゃないからね」
「幼い頃の哉さんは初々しいお人でした」
「そんな奴、知らん」
「女の子と間違えられた時期もありましたね」
「俺じゃなくて陽花では」
「よく部下の名前をご存知で……」
「適当ーに言ったのに」
「合ってますよ。女装趣味の陽花とお嫁に出ると言い張る哉さんとのツーショットも私の机に保存済みです」
「お前の部屋ごと燃やしてやるからな」
「哉さん到着しました。貴方様の『家』ですよ」
「スルーすな」
燐月の車のドアが開き出ろという合図。だがしかし俺は出ない…なぜならめんどいから
「出られないのですか?」
「足首に手錠してるのにどうやって出ろと?」
「これぐらいの簡単な解除、哉さんなら10秒もかからないでしょう。やる気の色が見えません」
「やらないんだよーてか何この家。俺知らないんだけど」
「さぁ行きましょう。我らの当主であり貴方様のお父上の『奎一様』がお待ちです」
「そんな人ーー知らない」
「そうですねお名前が違いましたね。確か以前は『由雅様』と呼ばれていたのが今は『奎一様』になられておりますがいかがされましたか?」
「そんな人の名前知らない。そういうことで帰る」
「何処にですか?」
「第二の家」
「賀寿彦様のマンションは程遠いですが?」
「それは第三の家」
「なりません。哉さんはこの家で生活するのですから」
「嫌」
「いけません」
「変態」
「承知しております」
「………………」
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