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駄々をこねるのは辞めなさい!みっともないから!
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「嫌だ!さっちゃんさんと居るのー」
「離れろ、腰に手を回すな!」
「その腕を離そうか…」
「貴様の腕を消して差し上げましょうか?」
上から銀、俺、童虎、燐月と喋っていた。
「嫌や!なんで俺とさっちゃんさんが離れ離れしないといけないんすか!差別っす!」
「いい大人が何をぬかすのじゃ!離ーせー」
「銀!いい加減にしろ」
「銀……こちらを向きなさい」
「もうなn『べちゃッ』」
燐月に呼ばれた銀は、顔をこちらに向けた瞬間に『燐月特製ケーキ』が命中した。
「…………なにこれ」
「その名の通りですが」
「それもう菌じゃん…まさか危ない菌とかじゃないよね?大丈夫だよね?さっちゃんさんに伝染ったら俺立ち直れないよ……さっちゃんさん死なないでーー」
「俺死ぬ前提なの!?ていうか童虎!」
「この場に長居しすぎましたね。銀は腕の2本をもぎってでも連れていきますので」
童虎は俺に礼をして銀の所に歩いて行く。
「ちょっ!待って!わっくん!久しぶりのさっちゃんさんだよ!少しぐらい見てたいじゃん!痛たただただ、ごめんなさい!ごめんなさい!もう迷惑かけないからーー」
「それでは失礼します」
童虎は銀を自分の肩に掛、荷物の様に持ち運んで言ったが銀の大きな声が大きすぎたのか一回切れて銀を気絶させたのであった。
「嵐のよう……だったな」
「大人の癖に哉さんに甘えるなど羨ましい」
「おい、お前の本音ダダ漏れだぞ」
「私は哉さんのもので哉さんは私のものでありますので」
「そんなこと聞いてないし、俺は誰のものでもないからな!そこら辺はきちんと言っておくからな」
ふんっと息を吐き、ソファーに寝転ぶ。
「疲れた」
「それではお部屋にお連れいたします」
「ん」
2分後……
「ここがお部屋でございます」
燐月が一度礼をしてその場を離れる。
襖を開け部屋に入ると、特に何も無い。ただ言えることはシンプルの部屋だという事だけであった。
「色んな事ありすぎて眠いな…」
大きな欠伸をして、布団に入る。
今日の夢はもっと楽しい夢が見れればいいのにと思ってしまう。
「明日も楽しければいいのにな」
そう呟き瞼が目を隠すように閉じていく。
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