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さぁ、どこへ行きやしょう!
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銀の股間を蹴り、そのままどこかの部屋をうろちょろしていた俺なのだが…場所がイマイチ分からん
小さい頃は覚えてたよ?もう覚えてないけど
キョロキョロと辺りを見渡していると声が聞こえてきた。
その場所はーーーーーーーー
ででぇん!
外へと繋がる扉ーー
はい、出口でっせ
お外出たい…(´・ω・`)
勝手に出ると軟禁させられるんだよな、燐月と銀に
どのみち出られてもGPSとか監視カメラとか!
しょうもないことでジェット機とか使われると逃げ道が…ないし、万が一逃れられたとしても行く宛が(´・ω・`)
なんか、情報欲しいーーーーーーーーよ
よし、聞くか…聞いてやる( ゚д゚)クワッ
俺は、出口へ向かい喋っているであろう顔面凶器のイケメンさんに声を掛けた。
「ねぇねぇ」
「ん?」
「え……」
どちたの?その顔は……
「なぜここに?」
「迷子」
「燐月さんが居たのでは」
「逃げた」
「え、でも一緒に銀さんも居ましたよね?」
「股間蹴ってきた」
「「(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!」」
ほんとどちたの?綺麗な顔が真顔になってやすよ?
あ、でもその顔でもイケメンさんか(´・ω・`)
「は、早く戻りましょ?」
「最近、ドタバタしてるけど何かあったの?」
「へ?」
「早く答えないとこの屋敷から出ちゃうよ?もし、その事が燐月とかにバレたらどうなるでしょうね」
「「うっ!」」
「はーやーくーー」
イケメンさんは渋々、口を開けた。
「最近、RAGMÄRとヤンバルのガキどもがここら辺をうろちょろしてて、情報を探してるそうです…」
「しかもその中の『一色』と『風磨』の奴らが警察やら探偵やら動かして居るみたいでこちらの情報も誰かがスパイとして潜り込んでいる事が分かっててデータベースやらなんやらと拷問に近いことをしてるみたいです」
「ということは貴方達もそれをやらされて身も心もボロボロと言うことでしょうか?」
「まぁそれもありますが、スパイならすぐ分かると思いますよ?なんたって、俺達に分かってスパイには分からないことを叩き込まれてますので」
「うわぁ先代は恐ろしいことをしてる」
「あ、あの!組長のことは嫌ってあげないでください」
「え?」
「あのお方は少々気難しいところがありますが皆を思ってのことなので……」
「別に嫌ってはないけど」
「「けど?」」
「なんか、変態爺としか」
「「変態爺……(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!」」
「哉さん、組長の前でそんな言葉遣いはやめてくださいね」
「哉さんは大丈夫かも知れませんが俺達には身が持ちません!いや殺気だけで死にます」
「んな、大袈裟な」
あの爺何を、部下に教えてんだ!
はぁー……
「哉さん、あまりここに居たら行けないのでお部屋にお戻りになってください」
「えぇー嫌だ」
「嫌と仰られても私共には……」
「俺がいると仕事の邪魔?」
必殺!上目遣い&潤目!!!!!
「「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」」
あともう少しか(´・ω・`)
「そこで何をしている」
凛とした声がしたので後ろを振り向いた。
「「「童虎……/さん!!!!!」」」
「彩(あや)、色彩(いろ)……おしゃべりのし過ぎだ」
「申し訳ございません」
「哉さんは俺が引き取る。続きを頼む」
「「はい」」
彩と色彩はぺこりと頭を下げ仕事に戻る。
「行きますよ」
「…………」
童虎に腕を捕まれた。
「何をしてるのですか」
「暇なので散歩」
「部下の仕事の邪魔をしてですか」
「話し声が聞こえたし」
「哉さんが知るようなことはありません」
「一色と風磨のこととか?」
「……彩と色彩ですか?」
「脅したけど」
「はぁー、哉さんその手の話は他言無用でお願いします。いつ何が起こるかわかりません」
「スパイ?」
「はい、それもありますが。哉さんのいる場所がバレると護衛がしずらいですし、部下共が焦りが出ます。なるべくお1人にはならないように銀を側に置いているのですから」
「え?」
「少々変態癖が強い奴ではありますがただのクソガキ共の時間稼ぎには出来るかと」
「少々じゃねぇ、めちゃくちゃ変態じゃ!」
「ドンマイです」
手をgooにして親指を立てる。
「さぁ、ここにいると風邪をひきますからお部屋に戻りましょう」
「ぶー(・ε・` )」
渋々元いたお部屋に戻されました。
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