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爆・弾♡
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「哉さん…いい加減に捕まってはいかがですか」
「ふふふっ、俺っちがそう簡単に捕まると思っているのかね?童虎くん」
「二人とも頑張って~」
陽花はスルメを食べながら白旗を振ってる。
「あれれ?童虎、動きが鈍いんじゃないかい?」
「それは哉さんがこのような格好をさせたからではありませんか?まぁこれでもいいハンデとなりますけど」
「えぇー童虎くん、俺っちを甘く見てたら駄目なんだよ!」
「無駄口を叩く割に哉さんはあまり動かないですね」
「そうそう動けるわけないじゃないか、燐月特製の手榴弾がこの土のどこかに埋められているんだから…さ!」
「は?」
「へぇー」
あれれ?知ってなかったんかいーー!
「それはいつ頃の話ですか?」
「昨日」
「「…………」」
なぜか、童虎と陽花が慎重に俺の回収に急いだ。
「2人だと!?なんて卑怯な!」
「哉ちゃんごめんなさいね、その言葉を聞いたら哉ちゃんはここから離れてもらうことになるわね。怪我なんてしたら組長に怒られちゃうし」
「それもありますが、スパイが逃げないように関しての策略だと思いますがそれが、こんな所に手榴弾を埋め込むなんて哉さんに何かあってからでは遅いんですよ」
「右腕だから仕方ないのでは?」
「仕方なくありません。あーもう!あの人は今どこに居るんですか!!!」
「知らないよー」
「あっ!哉ちゃん勝手に動いたらダメよ!」
「えぇーいやー」
「いやーじゃなくて!!!」
童虎は電話で燐月を呼び出そうとしている。陽花はオロオロしだす。
「あ!」
「え?何!?」
「思い出した」
「何を?」
「手榴弾がある場所!一つだけ」
「どこよ!」
「え?ここ」
と言いながら俺っちは指を下に指す。
「へ?」
「俺っちのま・し・た♡」
「「はぁぁぁぁ!!!!」」
童虎は電話が終わったのか一安心していたらしいが俺っちの言葉がいけなかったのか陽花と重なり大声を上げた。
「ちょっと待ちなさい!何で思い出すところがそこなのよ」
「燐月さんは巡回に行ってて今居ないんですよ!どうするんですか?!」
「え?動いても目くらましだからいいじゃん」
「「良くないです/わよ」」
「目だって直で見ると目が見えなくなるのよ!」
「絶対動いたらダメですよ!変な所で発動なんかしたら元も子もないですから!」
「えぇーサングラスじゃダメ?」
「「ダメです!/よ!」」
ここには過保護が沢山いるようです!
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