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探検スタート
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「ねぇねぇ燐月くん、俺っちの服は何処に?」
「タンスの中に入っていますが、それより哉さんはここに来た時は全裸になっていたとはなかなか興味深いですね」
「え!まさかそんなのなかった系」
「はい。ここに来た者は全て服や私物を着用しており、哉さんみたいに全裸になる人は初めて見ました」
なぬ!何故俺っちだけ!!!!
「理不尽だぁ!」
「それよりも服を着替えていただきます。それとも私に着させて欲しいなら話は別ですが」
「そんなわけあるかーい」
燐月を部屋から追い出し、タンスから服を引っ張り出して準備をする。
「燐月さんやーい!俺っちの私物は?」
「私が所持しています」
「じゃ後は俺っちが靴を吐くだけだねん」
靴を履いて部屋から出ようと立ち上がろうとした時、燐月が手を引く姿が目に入る。
「これは?」
「約束したではありませんか」
「約束?」
「ゲーム内では『ずっと手を繋いで』くれるのでしょう」
「じゃこれはその手?」
「はい」
嫌な顔しながらいやいや燐月の手を取って繋いだ。
「なんか燐月の顔がキモイのですが」
「私の顔は普通です」
「いいえ!美青年です!」
「ありがとうございます」
褒めてないわーーーー!!!!
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