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「んぐっ…」
暗い部屋の中で壁に追いやられ、首を掴まれた俺はただ目を合わせないようにと自分の足元を見ていた。抵抗したいのに出来ない、声を出したいのに出せない、逃げたいのに逃げれない。穴が空くくらいの強い視線を感じる。逃げれなくなるそうなる前に早く、じゃないと…
「フジってさー、俺から逃げれるって思ってたわけ?」
鼻がぶつかるくらい至近距離で顔を覗き込まれ、緊張と恐怖で呼吸がうまく出来ない。
「な、んで…」
「あ?答えになってねーんだよなぁ、ジーフーさんよぉ?」
掴まれた部分が首から顔に変わり、無理矢理上を向かされる。恐る恐る彼を見ると、とても楽しそうに笑っていた。
「一生離さないからな」
嗚呼、捕まってしまった。
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