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担当事件2 潜入編(R18)
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「今日の男はなかなかよかった」
「それはよかったです」
山本はカウンター席に移動し、マスターに感想を述べている。
華宮警視がどこかに行ってしまい、俺は1人取り残されていた。
「お客様、こちら、サービスです」
ふと、バーテンダーが俺にカクテルを差し出してきた。
まるでオレンジジュースのようなカクテル。
「スクリュードライバーというものです。どうぞ」
バーテンダーはにっこりと笑ってそう言った。
このとき俺は、最初に華宮警視に注意されていたことをすっかり忘れていた。
「はぁ…どうも」
そのため、なんのためらいもなく口にした。
そのとき、バーテンダーがニヤリと笑っていたのを、俺は知らなかった。
すっきりとしていて飲みやすいカクテル。
本当にオレンジジュースを飲んでいるみたいだった。
だからつい、一杯飲み干してしまって、そのときにはもう、手遅れだった。
「はっ…ん…は…ぁ…は…」
「お客様?ご気分悪いですか?」
バーテンダーにそう声をかけられる。
目の奥がチカチカして、体が熱い。
シングルルームで飲んだ媚薬どころじゃない。
そんなの比じゃないくらい、体の奥底から、快感を渇望した。
「あ…っ…ん…」
「お客様、よろしければ奥の部屋でお休みになりますか?」
バーテンダーに何か聞かれたが、俺の頭は働かない。
体がビクビク震える。
何もしていないのに、俺の硬くなった中心から、トロトロと先走りが溢れる。
「はっ…は…」
助けを呼びたくても、今は刑事であることを隠しているため、華宮警視の名前も呼べない。
「お客様、こちらへ」
いつの間にか客席側に回っていたバーテンダーに腕を掴まれ、立たされる。
「やっ…!」
触れられただけで、ドクン、と快感が走り、俺は達してしゃがみ込んだ。
「っふ…ぅ…ぁ…」
ものすごい量の汗が出てきて、足がガクガクと震える。
「バーテンさん、救急車呼んだら?」
やばい、と思った時にそう言ってくれたのは、俺の予想に反して山本だった。
「まずは休ませたほうが…」
「おい、俺の猫になにしてる」
「あ…っ…」
そこに華宮警視が戻ってきて、俺に手を伸ばしたバーテンダーの腕を掴んだ。
バーテンダーはチッ、と舌打ちして、その場から離れる。
山本は結局そのあとは何も言わず、奥の部屋に消えた。
「っふ…ぁ…あ…」
「おい、立てるか」
華宮警視に聞かれたが、足に力が入らなくて、首を横に振る。
「少し我慢しろ」
華宮警視は俺の耳元でそう囁く。
それだけでゾクゾクとするのが止まらない。
華宮警視は俺を抱き上げて店を出ると、俺を車の助手席に押し込む。
「っあ…はな、みや…けいし…あつ、あつい…っ…」
「チッ…店のものは口にするなと言っておいただろうが」
華宮警視はそう言うと車を出した。
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