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確信。
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こんな街中で、告るなんて無理だった。
ふつーに恥ずいし まぁ一応男同士だし?
変な目で見られても困るしな。。
…だからっていきなり、家来ねぇ? は やらかしたわ…。。 緊張してっからって何言ってんだよ俺!! あぁー、これはヤバイかも。 突拍子すぎる。 これは断られて当然だわ。 …そう思いながら恐る恐る珀の顔を見る。
……っ⁉︎ そこにはビックリするくらい真っ赤に染まった珀の顔があった。
「…は、はぁ? いきなりなんなのっ! びっくりするなぁ! なんで急に家なんて行かなきゃいけないわけっ?」
「……そ、そーだよな!わりぃ!ちょーし乗ったわ! 許してくれー! な?」
俺は、必死に泣きそうな顔を隠して冗談めかして言った。 ちょっとでもイケるかもなんで思った自分が恥ずかしいわ! ほんと今なら一晩中泣ける気がする…。 女々しい? うるせぇーよ!
「……っ。……だよ。」
「…え?」
「…なんでそんな顔すんだよ。って言ってんの。」
「どーゆー顔だよ?」
「泣きそうな顔? 今の龍弥、まじで泣きそーな顔してるって。 そんな顔しないでもらえる?
マジで…その顔、そそるから。 煽らないでもらえるかな。」
「…は? 珀…だよな? お前何言ってんだよ⁉︎」
珀は、一瞬ヤベって顔した気がした。 …まぁ、すぐに真顔に戻ったけど。
やっぱ、こいつさ…。 ドSだわ。俺今確信した。
今の顔はマジでSの王様の顔してた。
そんな、珀も可愛いけどな? むしろそんな珀を俺の下で鳴かせたいんだけど!!
ああ、俺変態の王様かもしれねぇ… ってそんなことどーでもよくて!
「で、どーすんの?家に上げてくれるわけ?」
「…あ、あたりめぇじゃん! 俺がもともと誘ったんだし? 行こうぜ!」
ちゃっかり、来てくれるんだよな。珀。
一回嫌がったのも照れ隠しだろ? 俺分かってるから。お前のこと。安心しろよな!
とか言ったら、またキレるんだろうなー。
ぜってぇ、俺のモンにしてやる!
家で告ってそのままセックスしちまったりして…っ! やべぇ、ドキドキしてきたわ。
…て、そんなにうまくいかねぇーわな。
でも、まぁ俺は今日2つ確信した。
1つは珀はドSで俺に猫かぶってるってこと。
多分、まだバレてないと思ってるんだろうな。
うん。そーゆーとこも可愛い。
んで、2つめ。 それは……珀が俺のこと好きってこと。 こんなに照れて、もうさ?そーゆーことじゃん。 なんか、そんな気がすんだよな…。
そーゆーことにしとこう!
まあ、今からわかるんだけど。
漢、浪川龍弥。 いっちょ告ってみますか!!!
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