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恋人の気遣い(目隠し、拘束、電マ、焦らし、会陰部責め)
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気が付くと目の前が真っ暗だった。
目を開けようとする度、まつ毛に何かが引っかかる感覚。目隠しをされているみたいだ。
身動きをとろうとするものの、全くと言っていいほど動けない。全裸で背もたれのない椅子に座ったまま手首を後ろでで縛られているし、足を高く上げて足首を縛られている。寒くはない。
俗にいう、ちんぐり返しのような格好。
身を揺するとギシギシと縄の音が響く。
「……ッ、だれか、……誰かいませんか!?」
俺の声は部屋に反響した。しかし返事はない。
その代わり、何かスイッチの入る音と共に蜂の羽音のような低い振動音が聞こえてきた。
好きなジャンルのAVからよく聞き慣れたその音を聞いただけで、俺は興奮し始めてしまう。拘束されて、目隠しされて。こんなAVみたいなシチュエーションを用意してくれる相手は分かっている。俺のことが好きで好きでたまらない恋人だ。
振動音のもとである電動マッサージ器がまず、触れるか触れないかの程度で乳首に触れた。それからずっと下に下がって、性器に当てられる。
「っ……ひ、ぁ、ッ……ああっ♡」
玉の方に当てられて、裏筋をなぞるようにして何度も擦られて、声が、止まらない。
「ゃ、っ……ぁ、……あっ♡……あっ、……ひあぁっ♡」
ダメだって。もう、バキバキに勃起しちゃうから。
電マから逃げようと藻掻くけど縄がギシギシ言うだけで逃げられない。
電マが亀頭に当てられる。あ、ダメ。腰にクる。
「ひ、ッ……ぅ、うぅっ……♡ゃ、……ああっ……先っぽ、らめぇっ♡」
彼が俺の言うことを聞いてくれたのか、電マが離れて代わりに玉とケツの穴の間に当てられた。
「……ぁ、……ゃ、っ♡、やぁぁっ、ひぅぅ♡」
最初は何とも無かったのに次第に気持ちよくなっちゃって、声が漏れる。
なんだよここ。
ジーン、って痺れるみたいな初めての感覚。
腰がドロドロに解けていくみたい。
グリグリ、押し付けられて、快感が増える。
「ひっ……♡、やら、グリグリ、らめぇっ♡」
なんだこれ、穴の中弄られてないのに……、前立腺いじられたみたいに腰にクる。
振動が強められて、もっとグッと押し込まれて、仰け反って抵抗した。
「やだっ♡、つよいっ、やめろっ♡」
言うこと、聞いてくれない。もうイきそう……前も中も苛められてないのに、こんな所でイかされるなんて、俺、変態みたいだ。
「ッ……イク、やだ、イッちゃう……っ♡」
逃げられない。気持ちいい。気持ちいい……っ。
絶頂のその寸前で、電マが離れていく。
「ッ……やだ、なんでっ、」
お預けを食らって、ヒクヒクと中が疼いた。
「おねがいっ♡、イかせて……っ♡、今の所、グリグリしてぇっ♡」
電マがもう一度、さっきの場所に当てられる。そしてもう一つ、電マのスイッチを入れる音と低い振動音が響く。
電マがグリグリとさっきの場所を押し上げ、そして、亀頭にも電マが当てられた。
目の前がチカチカして、すぐに絶頂を迎えてしまう。
「ッ…ぁ、…ひぐぅっ♡、ぁ、やら、とまんないっ♡」
絶頂はやけに長く続いた。電マは性器を挟むように根元から先へ愛撫をする。
「ぁ、やだっ♡やだ、やだぁっ♡また、イク、っ♡」
ビクン、と仰け反って絶頂を迎えた。
止まらない。止まらないっ、イッたばかりなのにまた気持ち良さに絶頂がやって来て、ずっとイッてるみたいだ。
頭おかしくなりそう。
いいや、狂っても。
大好きなこいつに壊されるなら、それでも。
そんなことを考えながら、俺はもう一度絶頂を迎え、気を失った。
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