アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
chapter Ⅶ
-
side ?
ソイツを見つけたのは、本当に偶然だった。
暇潰しに最近お気に入りの子を犯し....
ちょっと遊んであげた帰り道。
寮から出てくる人影を見つけて思わず
隠れた。
(あれは...確か編入生の弟の方だっけ?)
一瞬見えた横顔。間違いない。
長めの前髪と大きな眼鏡。
兄とは違い普通の見ため。
これでもこの学園の生徒の顔と名前は
把握している。
昔から暗記は得意だから。
色々と役にも立つし、ね。
「ふーん」
いいこと思いついた。折角一人なんだし、
恥ずかしい写真、撮(録)っちゃおうかな。
上手くやれば兄の方も釣れるかも。
弱味なんて握ってなんぼでしょ?
って、思ったんだけど....
「まさか迷子な訳?」
だってさっきから俺でもあんまり把握
してない方に向かって進んでるんだよね。
しかも意志が感じられないっていうか...
たまに一人でブツブツ言ってるし。
もしかして、危ない奴だったり?
それとも病んでるの?
このままつけていくか止めるか
悩んでいると庭園らしき場所についた。
辺りを見渡す姿を見て訝しむ。
え、コイツ花好きなの?乙女趣味?
遠目過ぎてよくは見えない。
出来ればもう少し近づきたいと思っていると奥にあったベンチで寝始めた。
いささか不用心では?
ま、今から襲おうと思ってるボクが
言えた義理じゃないけどね。
念のため気配を消してそっと近づく。
ギリギリまで近づいても全く起きる気配が
無かった。寝息が聞こえる程の距離。
『....ン、何?』
そろりと手を伸ばした所でぱっちり目が
開いた。寝起きとは思えない瞳が
ボクを射抜く。
ゾクリと、背中が震えた。
コイツ、凄くイイ声してる...
side ? END
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作)三万アクセス突破しました!
こんな駄文を読んでくださる
読者様の皆様に、本当に感謝です!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
57 / 167