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chapter Ⅹ
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side 黎
全てのテストが終わった放課後の
空き教室にくぐもった嬌声が響く。
テスト終わりにアキに引きずり込まれた
結果である。
「んぅっ、んっ、っ!」
『何、もっと?』
腰を突き上げる度に膝の上の体が
ビクビクと跳ねた。
縛られた口は閉じれず涎が溢れ落ち、
射精を塞き止められているモノはパンパンに
なっている。
パクパクと切なげに開閉をする鈴口に
爪を立てると大きく背が反った。
面白い。
「んん゛ー!」
『クッ.....』
「んっ、んんっ....ん゛ぁ!」
裏筋を撫でながら先端を執拗に攻め、
下から突き上げると、ドライでイク。
気まぐれで胸の飾りを食み、歯を立てれば
空イキする。
前立腺を押し潰しても、空イキする。
コイツは、痛みすら快感に変える。
踏もうが血が出る程噛もうが
首を絞めようが何でもイける。
「んっ、んっ、んん゛ー!」
全身性感帯で、俺が与えるもの全てが
快感になるらしい。
どんな顔をしても醜くならず、
外を歩けば阿婆擦れがいくらでも
寄ってくるコイツは俺に依存している。
情報屋として優秀で引く手あまたのくせに
俺を選び、俺を求める。
『っ、』
いきなりぎゅっと締め付けられ、
ビリビリとした快感が背を走った。
見ればアキは口角を上げて俺を煽っていた。
『処理は自分でしなよ』
聞こえてるかは分からないが一応そう
呟いてから、腰を掴み一気に 律動を
早める。
その間ずっとイキっぱなしだったが
しったことか。
容赦なく締め付けてくる肉壁の奥めがけて
穿ち、深く深く突き立てた先で欲を放つ。
同時にアキもドライでイった。
『、ハァ』
「ーっ、ーっ、んっ」
倒れ込むようにして俺の肩口に顔をうずめた
後も息は荒いし体の痙攣も止まってない。
もろ耳に届く吐息は熱く、鼓動は速い。
『満足?』
「う、ん。すき」
とりあえず口の拘束だけ外すと
呂律が危うい。
熱に浮かされたように呟いた。
「れい....」
『っ、』
「痕、つけちゃった」
首筋に走った鋭い痛みと呟きで
キスマをつけられたことは理解した。
濡れた唇はそのまま下に下がり
鎖骨の辺りで止まった。
「ね、噛んで良い?」
『....』
無言は肯定。
突き立てられた歯が皮膚に食い込む。
じわじわ広がる鈍痛がアキの執着を表す。
ブチッ、と圧に耐えられず皮膚が破れた
所で今度はそこに舌を這わせる。
「おいし。俺、黎なら丸ごと食べれるかも」
アキが赤い舌を覗かせて妖艶に笑った。
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