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俺の声を聞け 26
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勃ちあがったままの状態で何もしないのが辛いのは男だからよくわかる。
修平は気にするなって言ってたけど、この状態で寝られるのだろうか……いや、それだけ疲れ切ってるのかな。とか、色々と考えたけど、とりあえずぬいてやりたいな……って思って、思い切って布団の中に潜り込んだ。
でも何もする間もなく、すぐに布団をめくられてしまう。
「千秋、何してんの?」
「何って……」
やっぱり嫌だったかな?
「そのままだと……やっぱ、辛いじゃん。 ……嫌ならやめるけど」
修平を見上げながら言うと、修平は眉尻を下げながら目を細めた。
「なんか、今日は積極的だね」
「う、うるせーよ。嫌なら……やめるから」
「嫌とは言ってないよ。むしろ嬉しいんだけど、僕……本当に動けそうになくて何も出来ないから悪いなって思ってさ」
「……もう黙れ! 勝手にするから!」
動けないとかさらっと言ってくるあたり、飄々としてる姿に俺の方が恥ずかしくなったから俯いて修平のスウェットを一気に脱がせた。軽くムカついたから下着ごと同時に。
すると、こんなに疲れ切ってるとか言う割に、勃ちあがってるものを見て驚いてしまう。これがいわゆる疲れナントカってやつなのだろうか。
なのに、殴られてボロボロのくせに修平は余裕顔で。
「欲しがりだね」
なんて言うもんだから余計にムカついて、一気に奥までくわえ込んだ。
ガチガチに固くなったものに唾液を絡ませるようにしながら引き抜いて一度口から離すと、舌で亀頭なぞりながら手で扱いていく。
そして次第に先走りが滲む口を舌先で刺激すると、修平の体が少しビクッとなったからそのまま奥までくわえ込んだ。
疲れ切っていて体力がないのはわかってる。
ただ、やっぱり俺はすぐにでも修平に触れたくて……でも無理させたくないって気持ちもあって。
だから、修平が気持ちよくなってくれたら嬉しいなって。
その一心で、俺は夢中で修平のものに舌を這わせていた。
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