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俺の声を聞け 27
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俺の頭が上下に動く度、ジュポジュポと音がする。
「………ハァ…っ…」
修平のはドクドクと脈を打ちとても熱い。
時折くぐもった声を漏らし俺の髪をすく修平をみて、感じてくれてるんだと思うと嬉しくて、さらに修平のを扱きながら奥までくわえこんでは戻し、先を舌先で舐めてみたり吸ったり、袋を軽く揉んだりと刺激していった。
「…ン……ッ……」
修平は気持ちよさそうにしていて、そんな修平を見てると変な気持ちになってきてしまう。
変っていうか、なんて言うか……。
こんな筈では無かったんだけど。
修平だけが気持ちよくなってくれたらいいって思ってたはずなんだけど。
いや、今もそう思ってるけど。修平の熱い熱に触れていると、俺まで火照ってきてしまう。
修平に負担かけたくないから俺がするって言ったのに、俺まで勃っちまうなんて想定外だ。
かぶりを振って、煩悩を払おうとしてもその熱は引く事はなく大きくなっていくばかりで。
どうしよう。どうしよう。
すげー久しぶりに修平に触れたから。昨日までが絶望すぎたからその反動なのか。
どうしよう……すげーセックスしたい。
俺は修平のを口で扱きながら、自分の中から湧き上がる疼きと戦っている。
さすがに辛いかな。絶対に負担になるよな……。
気力も体力もないって言ってたもんな。
あ、でも。俺が動けば、大丈夫かな……。
って、俺が動いてヤッたことって今までどれだけあるか!?
────!?
今まで修平まかせのセックスばかりだったんじゃね!?
え⁉︎ そういうのをマグロって言うんじゃなかったっけか⁉︎
俺ってもしかしなくても……マグロ? マグロなのか⁉︎
……やべぇ、自分で思っときながらちょっとヘコんだ。
だがしかし、マグロかどうかは置いといて。
…………やっぱりシたい。
やっと触れられた修平の肌が心地よくて、もっと修平に深い部分で触れたくてたまらなくなる。
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