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夕焼けは媚薬 12
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新藤はそんな俺をまた満足げに眺める。
そして、俺のでドロドロになった自分の手を舐めながら、またコイツは涼しげな声で俺に言うんだ。
「溜まってた?」
「う、うるせぇよ。バカにすんなっ!」
「馬鹿になんてしてない。ただ好きなだけ」
「お前のがバカだ……」
俺の憎まれ口を軽くあしらうように笑って、新藤は俺の後孔に手を伸ばす。
そして、孔の周りをなぞりながら俺の肌にその赤い舌を這わせた。
「んぁっ、待…っ、あっ……」
「さっきから待ってばかり。……でも、待てないんだ。僕も余裕がないから」
そう言って俺に握らせたのはガチガチになった新藤のソレ。
「固すぎ、だ……ろっ、ンぁっ……」
新藤は妖しげな笑みを浮かべながらローションを含ませた指で俺の後孔を愛撫する。
ぐちぐちと音を立てて後孔は新藤の指を呑み込んで行った。
「忘れないで、千秋が僕をそうさせてるんだから」
「んっ、アッ……ふっ、…っ」
耳から犯されることって、あると思う。
もう、俺……。新藤のことしか見えない。
ぬめった指先が出入りするたびに体が無意識にビクビクとしてしまう。
「あ、あぁ……ッ」
すぐさま新藤の指が敏感な部分を捉えると、迫り上がるような内側からの快感から逃げようとする体を優しく引き戻し、俺の手を引き寄せて指を甘噛みした。
「逃げないで」
「ふっ、…っん、あ……」
妖艶な眼差しは俺を追い詰め、長い指で奥を刺激されると疼きに堪らず腰が揺れて、それだけで軽くイッてしまいそうになる。
「あぁ……あっ、そこ、無理……っん」
「無理じゃないでしょう?」
新藤の腕を掴んでも、うまく力が入らなくて、その間にもグリグリと敏感なところを擦られれば意識が飛びそうなくらい気持ちよくて、怖くなる。
中は俺の意思とは無関係に新藤の指をぎゅうぎゅう締め付けて、あっという間に指を3本受け入れてしまった。
「あっ、あっ……待って…あぁ!」
次から次へと押し寄せる快感に怖くて堪らない。
「あっ、…しん、どう…んぁっ、やっ…」
脳天を突き抜けるような快感に襲われて、口を開けば鼻にかかった声しか出てこなくて、
何もかも全部恥ずかしくて、気持ちよすぎて怖くて、両腕で顔を隠したらその手を新藤に掴まれた。
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