アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
とびきりを届けたい 13
-
珍しく頬を赤らめた新藤は、視線を泳がせながら歯切れが悪い。
「千秋が僕の名前を呼ぶとさ……」
新藤は俯きながら、ため息をつき続ける。
「どうしても反応しちゃうんだよ。学校でもどこでも……」
真っ赤な顔で言いにくそうに新藤は言ったけど、でも一体何が反応するっていうのだろうか。
「はぁ? 何が!?」
すると、新藤は小さくため息をついた。
「本当にわかってないの?」
「何がだよ」
「もう、本当に言いたくないんだけど……」
また新藤は言いにくそうにもじもじとしてて、だんだん俺はそれにイライラしてきてしまった。
「もう! 笑わないからハッキリ言えよ!」
すると新藤は、俺の手を掴み自分の股間に持って行く。
「こうなるんだよ……。千秋が僕の名前を呼んでたのって、いつもセックス中だったろ? だから思い出しちゃって……」
そう言う新藤のモノは勃ちあがっていて……。
………………。
って……えぇ!
な、な、な、なんだって!?
「え! え! えぇ⁉︎ 俺が名前を呼ぶとどこでも勃つからダメだってことか?」
力なく頷く新藤……。
「つか、なんなんだよっ! わかりにくいんだよっ!」
「だってそんなこと言えないだろう?」
「俺がどんなに傷ついたか……」
「そうだね。僕のせいで千秋を傷つけた。でも、僕だって会議前に不意打ちで呼ばれて、大変だったんだからな」
「……勃ったのか?」
「言いたくない」
そう言うと新藤は俺を抱き寄せた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
188 / 660