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その目で見つめて 22
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──────
───…
そして、俺が今何をしているかというと……。
あの後、修平に抱き上げられて湯船に入れられて、そのまま浸かっている。
そして修平くんはというと、体を洗っていますよ。
出るに出れず手持ち無沙汰な時間を過ごしていると、修平がシャワーで泡を流して湯船に入ってきたので、座った瞬間お湯が溢れた。
「は、入ってくんなよ!」
「僕だって湯船に浸かりたいんだけど」
「じゃあ、俺が出る」
「それはダメ」
「だって、お湯溢れた」
出ようとしても腕を掴まれて、結局二人で湯船に浸かることになったけど、なんか向かい合って湯船に浸かってるとか新鮮すぎて無性に照れる。
だから、なんとなく背を向けたのだが、今度は体を引き寄せられて修平に後ろから抱きしめられた。
そして、なんだかしっかりと足で挟まれている。
「おい!」
「何?」
「この体制ちょっと」
「千秋を自由に出来る体制」
「バカ言うな! ……あ…ッ……」
すると不意打ちで修平の指が俺の乳首を弾いたので思わず声が出ちまった。
でもそれでスイッチが入ってしまったのか、修平は乳首を弄りながらうなじにキスをしてねっとりと舐めあげる。
「……ッ…ンッ……」
すると腰のあたりに固いものが当たっていることに気が付いた。
「修平…当たってる……」
「当たり前だろ? 千秋がそばにいるんだから。それに千秋だって……」
そう言って手を伸ばすと、また元気になりだした俺のを湯船の中で扱いてきた。
「……っや、やめろ…あっ、んんッ……」
そこまで来るとなし崩しというか……目があった瞬間、どちらからともなく唇を重ねて貪るように求め合う。
「んっ……ンン…ッ……」
俺たちが動く度にバシャバシャと水面が揺れてお湯が零れた。
修平は俺の唇の形を舌でなぞるようにして舐めたかと思うと下唇を軽く噛んだり吸ったりしながら俺の頭をトロトロにさせていく。
修平がどこを触ってもビクッと全身が震えた。
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