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放課後
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今日もいつの間にか放課後になっていた
彼を見ていると1日がものすごく早く感じることができて不思議だ
「羽山じゃーな。」
「おー。渡いつも早いよな。」
「まあな。でもそんなのどうでもいいだろ。」
俺には早く帰らなきゃいけない理由があるのだから
「はいはい、いつもそれだな。まあいいけど。また明日。」
そう言ってひらひらと手を振る友人を尻目に教室を出る
俺が早く帰る理由の1つは相良に会うことがないから
相良は部活をやっているから会う事はない
帰りは行きよりも人が少ない車内
そんな中で1人熱い視線に気づかないほど鈍感な男ではないから
…気づかれないようにひっそりと想いを寄せているだけでも気持ち悪いのに
気づかれたらおしまいだ
そんな事を考えながら駅へ向かう
_____ _ _
暫く電車に揺られ朝乗った最寄の駅とは違い、繁華街がある駅で降りる
これも俺の日常だ
繁華街の人混みを抜け路地裏へ
更に路地裏を通り抜け目的の場所へたどり着く
「やぁ、君がワタルくんかい?」
俺の日常
それは
彼に似た男と寝る事
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