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非日常 2
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外灯一つない暗がりの道を辺りを見回しながら歩く。
荒れていると噂されているだけあって、この道はかなりひどいものだった。
今現在乱闘こそ行われていないもののいつ行われてもおかしくないほどあちこちで怒声が響いている。
……………?
俺の進んでいる道の真ん中。
人が倒れているように見える。
この場所では人が倒れていることが日常的なのだろう。辺りにいる人たちは倒れているこの人影に何の意識も向けない。
医者の性分だろうか…、それとも俺の人柄か。
そんなことはどうでもいいのだが倒れて微動だにしない人影が心配になってきた俺は人影に駆け寄った。
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