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俺、橘雪兎と黒木柊羽の出会い4
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それからは時間ギリギリまで、遊園地に行ったり、雑貨屋さんに行ったり、喫茶店に行ったり。
そこらの女子たちと変わらないような事をしてた。
喫茶店では、俺の事や柊羽の事をたくさん話した。
柊羽の事でわかったことは、俺とは違いしっかりした家庭で育ったこと。中学校は頭のいい優等生や金持ちの子供たちが通う場所だと言うこと。
そして、柊羽は性別関係なしに人を好きになること。
俺は同性愛者だから、自分と同じ性別の男の人しか好きになれない。
昔から女の人は苦手で、何を話せばいいのかはわからない。
突然だが俺は顔がいい。
だからよく逆ナンというものをされる。
そういうときは必ず「俺ゲイだから。」と言う。
そうすると、そっちから声をかけて来たくせに気持ち悪いと言われたり暴言?をはかれたりする。
その事もあり女の人は苦手だ。
本当は嫌いと言いたいところだが、女の人全員がそういう訳では無い。
そのため、ここでは苦手と表現しておこう。
話はそれたが、あともう一つわかったことがある。
柊羽は……純粋すぎる。
ピュアで真面目で優等生で、
「俺には合わなさすぎでしょ……」
「なんか言いました、?」
「へっ?ぁあ、いや、なんにも」
「楽しかったですね」
「うん、そう、だね。」
どうしようか、これから。
俺的には今日はヤると思ってたんだけどなー、え?ヤるって何を?もちろん。
セックス。
まさかここでバイバイなんてそんなこと……
「せんぱい…?橘せんぱい?」
「ん?どしたの?」
「僕、送りますよ家まで…。」
「へ?あぁ、ホントに?ありがとね」
ですよねー、ばいばいですよねー、俺とは違って誰とでもセックスしてるわけじゃないもんね。
いや、別に俺も誰でもかんでもしてるわけじゃないからね!
うん!
そう!
そして、他愛もない会話をしながら柊羽に家まで送ってもらった。
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