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主人の名を呼べ④*
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九条は悠斗の蕾から欲を引き抜くと、悠斗を仰向けにさせ両腕を寝間着の浴衣帯で上に縛った。
「いいか、私の前でその名を口にすることは許さない」
「…っ…」
悠斗は九条を反抗的な目で睨みつけた。
イヌになろうが、抱かれようが、ハルに対する気持ちまで踏み込まれることは受け入れられなかった。
「君の主人は誰だ?」
「…九条、先生…です」
「君は今誰のモノで感じていた?」
「…っ…」
「私に抱かれながら、青葉のことを考えていたな?」
「…そんなこと…ッ」
「そんなことを考える余裕もないくらい感じさせてやる」
九条は鞄を枕元に持ってくると、そこから金属性のリングを取り出した。
射精寸前だった悠斗の欲にそれが取り付けられ、その解放を制された。
「痛…ッ…ぅ、う…」
「他の男の名を呼ぶその口も黙らせてやる」
鞄からボールギャグが取り出され、悠斗の口を塞いだ。
手も出せず、口も封じられ、九条を怒らせてしまったことに悠斗は恐怖を感じ始める。
「今夜は長くなるぞ。覚悟しておけ」
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