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鬼の霍乱 3
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「ふぁっ、あっ、はっ…な、つはら、せんせ…?」
1番近くのホテルの部屋に真鍋を連れ込んだ夏原は、火照るその身体をドサッとベッドに落とし、ネクタイやベルトを緩め始めた。
「っ!な、にしてっ…やめっ」
「わぉ。この状態でまだ抵抗できる力と思考が残っているわけ?さすがだね」
「な、にを、馬鹿なっ…私は、大丈夫、です、からぁっ、んンッ…」
バタバタと暴れる真鍋のせいで、ベルトを抜き取ろうとしていた夏原の手が、うっかり真鍋の中心を掠めてしまった。
ビクンッと震えた真鍋が、切ない喘ぎを漏らす。
「うっわ、思った通り、クる」
「馬鹿な、ことを、言って、な…で、早く出て行き…な、さ…」
嬌声を抑え込んだ切れ切れの息の下で、それでも気丈に夏原を睨み据える真鍋の精神力は大したものだ。
大したものだが、身体に回った毒は、その精神をどんどん侵していく。
「駄目だよ、能貴。もう無理して薬に逆らわないで。幻覚も出始めている。そのままいたら、能貴は狂っちゃう」
「っ…私が、これしきのことでっ…」
そっと優しく真鍋の頬に触れる夏原の手に、真鍋の瞳からポロリと涙が伝い落ちた。
「俺にぶつけていいから。俺を滅茶苦茶にしていいから。能貴、楽になって」
スッと真鍋に顔を近づけた夏原は、目尻に残った雫を吸い取るように、チュッと優しくそこに口付けた。
「全部忘れるから。今は能貴、俺が言うようにして」
ふわりと優しく微笑んだ夏原は、暴れる真鍋を易々と押さえつけ、そのズボンと下着を情け容赦なく剥ぎ取った。
「ッ!あ、なた、は…馬鹿、です、かっ…あぁぁっ!」
露出した真鍋の性器は、これでもかというほどに完全に勃ち上がり、薬の効力で溢れる先走りに濡れ、ヌラヌラと凶悪に光っている。
「へぇ、大っきい」
「っ、んっ。やめっ、なさ…」
クチュッ、と真鍋の性器を握り込み、溢れた雫をクチュクチュと竿に塗り広げるようにして手を動かし始めた夏原に、真鍋の身体がビクリと跳ねた。
「ほら、イッて」
「嫌、ですっ…。だ、れが、あなたの、手で、などっ…」
「んー、薬が入っていても、まだ能貴は能貴って」
あっぱれ、と笑う夏原だけど、その目には言葉ほどの余裕はない。
「だけど今は、その強気はいらない」
「ッ、あぁっ!ほ、んと、に…やめっ、夏原、せ、んせっ…」
ぎゅっと強く刺激を与え、性器を扱く夏原の手に真鍋が身悶える。
真鍋の中心は限界寸前まで大きく膨れ、今にも射精しそうなところで辛そうに震えている。
「能貴、イけ」
「っ、あっ!あぁっ、嫌ッ…」
ビクンッと震えた真鍋の身体が、ベッドの上で跳ねるように仰け反る。
「能貴、後でどれだけ俺を恨んでも、いくら罵ってもいいから…今は、身を委ねてしまえ」
「っ…あ、なた、は…馬鹿、で、す…」
「うん。知ってる。俺は能貴馬鹿なの」
ニッ、と笑う夏原の顔を見て、真鍋の表情が切なく歪んだ。
「どう、なっても、知り、ません、よ…」
望むところ、と笑う夏原の手の刺激を受け、真鍋の性器からとうとう白濁が飛び散った。
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