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リクエスト14 媚薬 3
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「やっ、いやっ、はぁっ、ぅんッ…火宮さっ」
獰猛な獣のように、荒々しく剥ぎ取られた服が、ベッドの下に散らばっている。
放り投げられるようにして乗せられたベッドの上で、俺は、両腕を後ろで縛られ、両足をM字に開いた形で拘束されていた。
「あっ、あぁぁっ!」
ズルズルーッと引き抜かれていく玩具は、先程から強制的に抜き差しされている、アナルビーズなる代物だ。
ツプン、ツプンと蕾を広げては通過していく、いくつもの大小の球が、内壁を刺激してたまらない。
「やっ、あっ、あぁんっ、あんっ…」
球が抜ける度にざわっと肌を粟立たせるのは、倒錯的な快感で。
「あっ、やだっ、やっ…」
球が出て行くところを見られていると思うと、恥ずかしくて涙が出そうだ。
最後の1個が抜ける、という感覚に、期待と快感が膨らむ。
「っあん、あッ、んっ…」
ようやく解放される…と脱力した瞬間。
「っな、あぁぁぁっ!」
ボコボコとした感触が蕾を何度も擦り、再びナカの圧迫感が増した。
「っ、こ、の、どSッ…」
キッと睨みを向けて文句を吐いたつもりの唇は、情けなく震えた。
「あっ、はっ、はぁっ、ンッ…」
ぐるりとナカでビーズが回され、グリグリと粘膜を擦り上げられる感覚に、腰が跳ねる。
「もっ、やだぁ…」
ブンブンと左右に振った頭から、ついにパラパラと涙が散った。
「クックックッ、嫌?嘘つき」
「ひぅぁ…」
「ここはそうは言っていないぞ?嬉しそうに涎を垂らして、芯を硬くして悦んでいる」
っ…。
言われなくても分かってる。
強制的に開かれた股の間では、火宮の言う通り、性器が勃ち上がり、タラタラと下生えを湿らせているのが見えている。
「こ、れは…」
「嘘つきには、もっときつい仕置きだな」
「そんなっ…」
グプッとビーズが根本まで押し込まれたかと思ったら、スルリと性器に伸びた手が、そこにパチンとリングを嵌めた。
「やっ…」
痛みはない。
けれどこのリングがいかに辛くて苦しいかは、嫌というほど知っている。
「火宮さっ…」
許して、と言葉を発する前に、手早く足の拘束が外され、ぐるんと身体がうつ伏せに反された。
「ほら、しゃぶれ」
「っ…」
ゴクン、と喉が鳴る。
ボロンと目の前に出されたのは、大きさも太さも凶悪な、火宮の猛った性器だ。
「嘘をつく暇がある口には、用事を与えてやる」
「っ、ぅ…」
ぐいっ、と口元に性器の先を押し付けられて、俺はおずおずと口を開けた。
「んむ、ふっ…ンッ」
大きっ…。
媚薬のせいか、すでに勃ち上がっている性器の大きさに怯む。
半分以上口に含み切れないそれを、必死で咥え、ペロペロと舌を出して舐めしゃぶる。
「ふぁっ、あっ、あんンッ…」
「歯を立てるなよ?ククッ、いい格好だ」
ツゥーッと悪戯に背筋を辿る火宮の指先に、ビクッと身体が跳ねた。
「やっ…」
後ろで両腕を拘束され、火宮の足の間に跪き、上半身を折りたたんで性器に口をつける。突き出す形になったお尻には玩具を咥え込まされ、中心にはリング。
淫らで恥ずかしい自分の格好を意識したら、たまらずカァッと頬が熱くなった。
「こら、休むな」
「んンッ!あっ…んぐ」
うっかり口を引けば、火宮の腰が突き出される。
喉の奥を突く先端に、おぇっ、と息が苦しくなる。
「ククッ、イかせてみろ」
愉しげに揺れる声が、頭上から落とされた。
「薬が入っているんだ。容易いだろう?」
ニヤリと俺を見下ろす火宮の目には、サディスティックで妖しい光。
漆黒の瞳が熱に浮かされて輝く様は、ゾッとするほど艶めかしく。
「あっ、ふ、っ、ンッ」
ゾクゾクと背を這い上がったのは、紛れもない快感で、すでにキツかったリングが、さらにギュッと性器を締め付ける。
いや、俺がそこを大きくしてしまったのか。
「クッ、なんだ。腰が揺れているぞ。自分だけ悦くなっているのか」
この淫乱、と笑う火宮は、本当に本当に愉しそうで。
「っーー!」
媚薬でこんなに意地悪度が増すなんて聞いてない。
しかもたちが悪いのは、本性に近い分、余計に色っぽくてやらしくて。
「ククッ、翼。おまえが先に俺をイかせたら褒美だ」
「っ?!」
「だがおまえが俺より先にイッたら鞭をくれてやる」
なっ…。
ニヤァッ、と笑う火宮の手が、俺の尻に伸びて、そこに埋め込まれた玩具に触れて。
「おまえは素面、俺には媚薬が回っている。断然おまえが有利だろう?」
鮮やかに笑った火宮の手が、ズルズルズルーッとビーズを引き、前立腺を掠めたところでわざとらしく、ゆらゆらと揺らされた。
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