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リクエスト14 媚薬 4
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「やっ、あぁっ、あぁぁっ!」
そこ。そんなに刺激されたらっ、すぐイッちゃう。
ビクッと仰け反らせた顔から、火宮の性器が遠ざかる。
手を拘束されている今、火宮をイかせる手段は口でするしかないのに。
後ろを悪戯されながらでは、それすらままならない。
「あっ、駄目っ、やっ…」
ゴリゴリと前立腺を刺激する玩具に、根元を縛められた性器がビクビクと震える。
「ほら、翼、上の口が留守だぞ」
「あっ、あっ、だ、って…」
「それともこれは、鞭が欲しくてわざとか?」
愉悦に揺れる火宮の声が、憎らしくてたまらない。
「やだ、いやっ…」
痛いのは嫌いだ。
鞭、というワードの恐怖から、俺は必死で顔を俯かせ、火宮の性器に舌を這わせる。
「ククッ、拙いが、そそる」
そう言いながら、イく気配がまったくないのはなんなのだ。
媚薬、飲んでるくせに。
「んっ、くっ、んふ…んンッ」
必死で舐める火宮の性器から、じわりと苦味を感じたけれど、絶頂には程遠い。
それより後ろの刺激が辛い。
「あっ、あ」
そこダメ!
1点を執拗にいたぶられ、目の眩むような快感が、奔流となって中心に押し寄せる。
「あっ、あ!だ、め、イ…く」
パァッと目の前が真っ白になり、頭の芯がジーンと痺れた。
「ん?翼、もう降参か?」
グリグリと、玩具でナカを擦られながらの言葉はもう理解が出来ない。
イく。イきたい。もう駄目だ。
頭の中が白一色に染まり、思考回路は完全にショートした。
「っあ、あぁっ、あぁぁーっ…」
気が狂うかと思うほどの、強烈な快感。
リングのせいで出せない熱が、体内を嵐のように駆け巡り、絶頂が長く長く続く。
「ひぁ、あぁ、あぁぁぁ…」
タラリと顎を伝ったのは俺の唾液か。
火宮の中心は猛ったまま、目の前で揺れている。
「あふっ、あぁぁっ」
負けた。イッた。まだイく。
空イキを続ける身体がガクガクと震え、意識が霞む。
ゆっくりと伏せていく視界の中で、火宮が妖しく艶やかに微笑んでいた。
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