アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
【文化祭〜クレープ〜】
-
この話は文化祭一日目のお話です。時間軸戻っちゃってすいません...でもこれだけは書きたくて!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「あーーーっ!売り切れてる!!」
「あらぁ」
俺達は甘いものが食べたくなり三年生のクレープ屋に足を運んだが、時すでに遅し。既に売り切れになっていたのだ。
「もぉー!えるが空き教室でうだうだしてるからじゃん!」
「いいじゃん別に。…楽しかっただろ?(笑)」
「なっ…!」
ぼっ、と顔が赤くなる俺。
くっそ、この赤面症なんとかならんのか...。
「…でもクレープ食えなかったのは腹立つな。」
「お前が言うなやぁwww」
先程の態度とは打って変わってあからさまに不機嫌な顔で店を睨みつけるえる。
そんなえるをこつん、と軽く肩を叩きながら笑った。
「ちっ」
「舌打ちすんなやぁww俺も食べたかったぁ!」
余程食べたかったのか、えるはずっと不機嫌なままだ。屋台の並んでいる廊下を舌打ちをしながら歩いていく。人が密集しているところでこの行動は色々とまずい、、(笑)
「えるぅ〜?あんまり舌打ちすると態度悪いよー?」
一応注意するが多分聞かない―――
「…ちゅっ」
………へ。
先程まで舌打ちをしていた小さい口から唐突にリップ音がなる。
驚いて音の先を見る。えるは手を口にあてこちらを上目遣いで覗いていた。
これはこれは、、
「死ぬ程ゲロ甘。」
「クレープないのに?」
「クレープよりも好き。」
「ははは、安上がりな奴だなぁ(笑)」
あぁ、今日も隣の天使は可愛いままだった。
「はっ!みんなの前でやらないで!?えるに恋してる女の子だけでなく飢えた男子までがえるを襲いに、、!」
「黙れ腐男子。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
28 / 35